- タイトル等
兵庫陶芸美術館 10周年特別展
3季連続 丹波焼
再゛ 丹波 (冬)
―丹波の登窯とその時代―
NO TAMBA-Ceramic, NO LIFE
丹波焼に恋しよう。
お腹いっぱい、丹波焼
- 会場
- 兵庫陶芸美術館
- 会期
- 2015-12-12~2016-02-14
- 休催日
- 月曜日、12月31日(木)、1月1日(金・祝)
(ただし、1月11日(月・祝)は開館し、1月12日(火)は休館)
- 開催時間
- 午前10時~午後6時
※入館は閉館時間の30分前まで
- 観覧料
- 一般 600円(500円)、大学生 500円(400円)、
高校生 300円(200円)、中学生以下無料
※( )内は前売りおよび20名以上の団体割引料金です。
※65歳以上の方は半額になります。障害のある方およびその介護者1名は半額になります。
※17時以降に観覧される場合は夜間割引になります。
(一般 300円、大学生 250円、高校生 150円)
※前売券はローソンチケット・ミニストップ(Lコード 53276)、セブンイレブン(店頭マルチコピー機 セブンチケットより)で2月13日(土)まで販売。
- 主催者
- 兵庫陶芸美術館、神戸新聞社
- 協賛・協力等
- 後援/ 兵庫県、兵庫県教育委員会、篠山市、篠山市教育委員会、丹波市、丹波市教育委員会、(公財)兵庫県芸術文化協会、(公財)兵庫県国際交流協会、NHK神戸放送局、サンテレビジョン、ラジオ関西
協力/ 丹波立杭陶磁器協同組合、丹波古陶館、全但バス株式会社
- 概要
やきものづくりが今なお続く、丹波立杭の地で開館10周年を迎えた兵庫陶芸美術館では、本年を丹波焼“再元年”と位置づけ、「坐 丹波(夏)―田中寛コレクション 蒐集の軌跡―」、「THE TAMBA(秋)―秋麗に古丹波を愛でる―」と題し、連続して丹波焼の魅力をご紹介してきました。しかし、ふたつの展覧会では、平安時代末期以降、800年以上にもおよぶ丹波焼の操業開始から江戸時代前期までが中心となっており、中世から近世へと時代が大きく転換する流れに沿って、独自に発展を遂げ、現在へと至る丹波焼については語りきれませんでした。
現存する丹波焼最古の登窯は、明治28年(1895)に築かれたといわれており、兵庫県指定の有形民俗文化財(「丹波立杭登窯」)に登録されています。本年で築窯120年を迎えることとなりましたが、近年では阪神・淡路大震災での一部損壊や経年劣化などにより、窯の一部を使用した窯焚きは行われているものの、丹波特有の“蜂の巣”と呼ばれる煙出しから炎が吹きあがる光景は久しくみられない状態となっていました。そのため、丹波焼の象徴ともいうべき、「丹波立杭登窯」の修復作業が平成26年(2014)から行われ、平成27年(2015)の秋、伝統的な築窯技術によって、往事の姿が再び現代に甦りました。
丹波では、山の斜面を掘り込んだ半地下式の窖窯が、江戸時代中期には、“蛇窯”と呼ばれる山の斜面に細長く約50mにも伸びた長大な登窯へと転換していったと考えられています。そこには、新しい技術を取り入れる陶工たちの進取の気風が反映され、窯の構造変化によって生み出された製品の多様性や装飾性は、六古窯の中でも丹波焼の特異性を際立たせています。
この展覧会では、登窯の修復作業を通じて、現在の陶工が受け継ぎ、次世代へと継承する築窯技術とともに、登窯によって生み出された江戸時代以降の丹波焼を生産および流通の側面からもご紹介します。
- イベント情報
- ● 記念講演会
「リーチを追いかけて―小説「リーチ先生」でたどるバーナード・リーチの足跡―」
講師:原田マハ (小説家)
日時:2016年1月11日(月・祝) 14時~15時30分
場所:当館研修棟1Fセミナー室
※ 参加費無料 (ただし、観覧券の半券が必要です)
※ 事前申込制 (先着110名)
詳しくはお問い合わせください
● ワークショップ
「真冬の楽焼体験~筒茶碗に絵付けしよう~」
日時:2016年2月14日(日) 10時~16時
場所:当館エントランス棟1F工房
※ 事前申込制 (有料、定員12名、応募者多数の場合は抽選)
※ 応募締切り:2016年1月26日(火) 17時
詳しくはお問い合わせください
● 当館学芸員によるギャラリートーク
「再 丹波 (冬) ―丹波の登窯とその時代―」
2015年12月19日(土)、
2016年1月9日(土)、1月23日(土)、2月6日(土)
いずれも11時より (観覧券が必要です)
- ホームページ
- http://www.mcart.jp/27/exhibition/10th_anniversary03/tamba_fuyu.htm