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タイトル等: 兵庫陶芸美術館開館10周年記念特別展
坐丹波 (夏)
―田中寛コレクション蒐集の軌跡―

NO TAMBA-Ceramic, NO LIFE
丹波焼に恋しよう。
お腹いっぱい、丹波焼
会場: 兵庫陶芸美術館
会期: 2015-06-06～2015-09-06
休催日: 月曜日 [ただし、7月20日(月・祝)は開館し、7月21日(火)は休館]
開催時間: 午前10時～午後7時
ただし、7～8月の特別展開催中の金曜日と土曜日は、午後9時まで開館します
※入館はいずれも閉館時間の30分前まで
観覧料: 一般 600円(500円)、大学生 500円(400円)、
高校生 300円(200円)、中学生以下無料
( )内は前売りおよび20名以上の団体割引料金です。
●65歳以上の方は半額になります。 ●障害のある方及びその介護者1名は半額になります。
●17時以降に観覧される場合は夜間割引になります。(一般 300円、大学生 250円、高校生 150円)
●前売券はローソンチケット・ミニストップ(Lコード 54124)、セブンイレブン(店頭マルチコピー機セブンチケットより)で9月5日(土)まで販売。
主催者: 兵庫陶芸美術館、神戸新聞社
協賛・協力等: 後援:兵庫県、兵庫県教育委員会、篠山市、篠山市教育委員会、丹波市、丹波市教育委員会、(公財)兵庫県芸術文化協会、(公財)兵庫県国際交流協会、NHK神戸放送局、サンテレビジョン、ラジオ関西、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
協力:丹波立杭陶磁器協同組合、丹波古陶館、全但バス株式会社
概要: 日本六古窯のひとつに数えられ、四季折々の豊かな自然に囲まれたやきものの里、丹波立杭の地に開館しました兵庫陶芸美術館には、現在、国内外の現代陶芸作品とともに、丹波焼をはじめ、出石焼、三田焼、東山焼、珉平焼などの兵庫県内の古陶磁があわせて約2,000件収蔵されています。
全但バス株式会社(養父市)の中興の祖である田中寛(1904～81)は、社会の文化向上と郷土の文化伝承のため、丹波焼を中心とした兵庫県内の古陶磁を蒐集し、昭和41年(1966)、財団法人兵庫県陶芸館(神戸市中央区)を開設、広く公開してきました。その後、氏の急逝などによって兵庫県への寄贈が進められてきましたが、平成7年(1995)1月17日に発生した阪神・淡路大震災によって、作品および建物の一部が損傷し、陶芸館が閉鎖されるに至り、兵庫県は同財団より所蔵品の寄贈を受けることとなり、これが兵庫陶芸美術館設立のひとつの契機となりました。これらの寄贈品は、“田中寛コレクション”と名付けられ、氏が終生、情熱を傾けて蒐集した古陶磁の数々と旧兵庫県陶芸館の活動は、当館へと引き継がれています。
“田中寛コレクション”は、丹波焼をはじめとする兵庫県内の古陶磁の他、縄文土器や須恵器、六古窯の作品などで構成され、丹波焼513件、出石焼28件、三田焼66件、東山焼25件、珉平焼78件など、県内産古陶磁805件を含む総数901件から成り立っています。この展覧会では、田中寛の蒐集の軌跡と操業開始から江戸時代中期ごろまでの丹波焼の歴史を辿りながら、当館の古陶磁コレクションの一部をご紹介します。また、今回は新たな試みとして、視点の異なる日仏の写真家に撮影を依頼し、それぞれの感性と美意識で切り撮った丹波焼の写真を通じて、その新しい魅力の一面を探ります。
イベント情報: 【対談】
「丹波新撮 ―写真家が撮らえた丹波の古陶―」
小川忠博氏 (写真家)×グザヴィエ・マルテル氏 (写真家)×弓場紀知 (当館副館長)
6月27日(土) 14時～15時30分当館研修棟1Fセミナー室
※参加費無料 (ただし、観覧券の半券が必要です)
事前申込制 (先着 110名)
詳しくはお問い合わせください。

【ワークショップ】
「ぐい呑みつくって、ほろ酔い気分 ―利き器で飲み比べ―」
1日目:7月19日(日) 当館エントランス棟工房
2日目:8月15日(土) 茶室「玄庵」
※事前申込制 (有料、定員 20名、応募者多数の場合は抽選)
応募締切り 7月7日(火) 詳しくはお問い合わせください。

【当館学芸員によるギャラリートーク】
6月20日(土)、7月4日(土)、7月18日(土)、8月1日(土)、8月15日(土)、8月29日(土)
いずれも11時より (観覧券が必要です)
ホームページ: http://www.mcart.jp/27/exhibition/10th_anniversary/tamba_natsu.htm