- タイトル等
現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展
ヤゲオ財団コレクションより
アート、開きました。
- 会場
- 京都国立近代美術館
- 会期
- 2015-03-31~2015-05-31
- 休催日
- 月曜日(5月4日[月・祝]は開館)
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
毎週金曜日は午後8時まで開館 (入館は30分前まで)
- 観覧料
- 一般 1,200(1,000 / 900)円 / 大学生 500(350 / 250)円
*( )内は 前売 / 20名以上の団体料金
*高校生および18歳未満、心身に障がいのある方と付添者1名は無料 (入館の際に証明できるものをご提示ください。)
*本料金でコレクション展もご覧いただけます。
*お得な前売券は、2月1日から3月30日までの期間限定販売。
前売券の主な発売場所:チケットぴあ (Pコード 766-500)、ローソンチケット(Lコード 56875)、セブンチケット (セブンコード 034-658)ほか、主要プレイガイド、コンビニエンスストアなど
- 主催者
- 京都国立近代美術館、東京国立近代美術館、ヤゲオ財団(台湾)
- 協賛・協力等
- 協力:全日本空輸株式会社、ヤマトロジスティクス株式会社
- 概要
風変わりなタイトルに驚かれたでしょうか? この展覧会(コア展)では、現代美術の作品が、じつは、少なくともふたつの意味で世界の宝にほかならないことを、強調しようとしています。
ひとつは、市場価格的、保険評価額的に、それは「世界の宝」と呼べるはずです。現在オークションでは、生きているアーティストの作品でも数十億円単位の落札額になることがあります。コア展にもそうした作品がいくつも入っています。
もうひとつは、美術史的な意味でもそれは「世界の宝」なのです。優れたアーティストとは、いま伝えるべきことを、これまでのアートの歴史を踏まえつつ、未来においても色あせることのない形で表そうとする人のこと。だからこそ、彼らの作品は、様々な表現があふれかえっているこの世の中で、輝きを放っているのです。コア展では、そうした「世界の宝」である「現代美術のハードコア」を、「ミューズ」「崇高」「記憶」「新しい美」といったキーワードを使いながら10章で構成します。
展示されるのは、約40作家による約75点の作品。サンユウ(常玉)、マーク・ロスコ、ウィレム・デ・クーニング、フランシス・ベーコン、ザオ・ウーキー、アンディ・ウォーホル、サイ・トゥオンブリー、ゲルハルト・リヒター、杉本博司、トーマス・シュトゥルート、アンドレアス・グルスキー、蔡國強、ロン・ミュエク、ピーター・ドイグ、マーク・クインなど、現代美術の挑戦者であり中核(ハードコア!)と言える人ばかり。もちろんトップクラスの作品がやってきます。
「○○コレクション展ってあんまり面白くなさそうだよね」と言う人もきっといることでしょう。でも、コア展は違います。「コレクションによる展覧会」だからこそできるインタラクティブな仕掛け、つまり、コレクターの感覚を追体験することができる、ちょっとしたゲームを用意してみました。名作を鑑賞するだけではなくて、作品の「価値」とはなにかを考える場にもなっている、国内では(多分)空前絶後とも言える展覧会を、どうぞお見逃しなく!
- イベント情報
- <講演会>
4月11日(土) 午後2時―3時30分 「本展の趣旨と見どころ」 講師:保坂健二朗 (本展企画者、東京国立近代美術館主任研究員)
会場:京都国立近代美術館1階講堂 定員:100名 (当日正午より1階インフォメーションにて整理券を配布します) ※聴講は無料です
<ギャラリートーク>
4月18日(土)、5月23日(土) 午後1時―1時30分 講師:当館主任研究員
集合場所:当館1階インフォメーション 定員:20名(当日正午より1階インフォメーションにて整理券を配布します)
※聴講は無料ですが、本展の観覧券が必要です
- ホームページ
- http://sekainotakara.com/