葉祥明は、絵とお話を両方とも手掛ける創作絵本から、詩や写真、挿絵だけを提供したりと様々なスタイルで作品を描いています。また、その発表の場も書籍以外に雑誌や新聞と多岐に渡ります。今回、展示される作品は、2014年7月から朝日小学生新聞の「名作の中のお菓子物語」に連載された作品です。「名作の中のお菓子物語」は誰もが知っている世界の名作から1話ずつを取り上げ、お話の中に登場するお菓子や物語をイメージしたお菓子を、洋菓子研究家の草分け的存在であり、国際食卓芸術家でもある今田美奈子さんがレシピを紹介、そこに葉祥明が名作の中のワンシーンを描いた共同作品です。
当館企画展では全ての作品を二回に分けて展示し、本展を第1回、2016年に第2回を開催します。
「白雪姫」「赤毛のアン」「マッチ売りの少女」など有名なお話を葉祥明が描くと、どうなるのか。そしてどのような美味しいお菓子が登場するのか…。わくわくする作品をご覧下さい。