葉祥明はライフワークとして心に浮かんできた言葉を日々、持ち歩いているノートに書き綴っています。その言葉は、日常的な事から、宇宙的な事まで実に幅広く、作家の人生観、哲学観に基づきながらも、私たちの日々のストレスや人生における迷いから気づきへと導いてくれます。そして、優しい色彩で描かれた風景と美しい音楽が疲れた心を癒し、観る者を包み込みます。今回の展示では、作曲家の黒石ひとみさんが葉祥明の作品にインスパイアされて新たに作曲された音楽が加わり、このひとときがより素敵に、そしてその人がもっと素敵になるための手助けができたら…という願いが込められています。絵と詩と音楽のコラボレーションをお楽しみ下さい。