このたび、勝央美術文学館では、昨年1月に亡くなられた洋画家 故 小林秀明の創作初期から現在にいたる作品を紹介し、その功績をしのびます。
小林秀明は、1949年岡山県勝田郡勝央町曽井に生まれ、20歳を過ぎた頃から独学で制作活動を開始し、グループ展や様々な公募展に勢力参加。その活動は、国内はもとより海外でも評価され、数多くの賞を受賞しました。
その作品は、大小の円と様々な線から構成された画面上に、棒や板切れ、和紙を貼り、ペンキや絵の具をドロッピングさせることによって幾何学的な美の空間が作り出され、ダイナミックな動きと独特の緊張感を生み、親近感のある美しい抽象画が特徴です。
今回は、故人の初期から現在にいたる作品約30点を紹介いたします。