奈良に20基目の歌碑が建ちました!!
新潟市が誇る文人・會津八一(1881~1956)は、奈良をこよなく愛し、書家・歌人・東洋美術史研究家など多分野で活躍しました。全国に八一の顕彰碑はありますが、平成26年11月7日、法隆寺境内に奈良20基目となる歌碑「ちとせあまり みたびめぐれる ももとせを ひとひのごとこく たてるこのたふ」が建立され、「あめつちに われひとりゐて たつごとき このさびしさを きみはほほゑむ」が移設されました。
本展覧会では、法隆寺歌碑建立を記念した作品を交えて所蔵の名品を紹介いたします。奈良と八一の間で結ばれた芸術の縁(えにし)を、この機会にぜひご覧ください。
また、新春特別展示としてテレビドラマでも話題になった歌人・柳原白蓮が佐渡にて詠んだ短歌を揮毫した巻子を、八一が詠んだ佐渡での俳句と合わせて紹介いたします。
さらに、同時開催で第8回を迎えた「會津八一の歌を映す」秋艸道人賞写真コンテスト入賞入選作品も展示いたします。八一の短歌の世界を写した多様な写真表現をお楽しみ下さい。