美術と音楽は古代より深く結び付いてきました。人々が楽器を演奏したり、歌ったりする様子は数多くの作品に描かれてきました。また、音楽活動を行う場面でなくとも、「音」を感じさせてくれる作品も多く存在します。そうした作品は、楽器の音色、クラシックのような純粋な音楽だけでなく、自然の音や都会の音などの生活音、そして心躍る音、喜びの音、洒落た旋律、あるいは季節を感じさせる音など、さまざまな色と表情をともない、われわれに「音」を届けてくれます。
本展では、こうした「音」の世界を感じる作品をコレクションから約80点集めました。一年のはじまりにさまざまな「音」を感じ、軽やかな気持ちで2015年を迎えていただければと思います。
※展示内容は変更になる場合がございます。ご了承ください。