タイトル等
特別展
夜の画家たち
蝋燭の光とテネブリスム
~ジョルジュ・ド・ラ・トゥール《煙草を吸う男》西日本初公開!~
会場
ふくやま美術館
会期
2015-01-24~2015-03-22
休催日
月曜日
開催時間
9:30~17:00
観覧料
一般1,000円(800円)/高校生以下無料
※( )内は前売りまたは20名以上の団体料金
※前売券は、ふくやま美術館ミュージアムショップ、JR福山駅観光案内所などで1月23日(金)まで販売しています。
※前売券販売所は、ふくやま美術館ホームページまたは、ふくやま美術館にお問い合わせください。
主催者
(公財)ふくやま芸術文化振興財団ふくやま美術館、福山市教育委員会、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
[協賛]ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜
概要
ラ・トゥールの「青年」と山本芳翠の「乙女」最初で最後、奇跡の出逢い
「夜の画家」と称されるフランスのジョルジュ・ド・ラ・トゥールや、オランダのレンブラントらの西洋美術の巨匠たちは、光と影をあやつる魔術師でした。闇から一条の光によって劇的に事物がうかび上がるその表現は「テネブリスム(暗闇主義)*」とも呼ばれ、バロック美術の時代、ヨーロッパで大流行したのです。
時代はくだって、近代日本。これら西洋美術の明暗技法に出会い感動した画家らがいました。そのひとり山本芳翠は、絵が「全く光りのついてゐる様だ」と驚きました。それまでの日本にはそんな明暗表現の概念や技術はなく、真に迫るような闇や夜の描写も極めて稀だったからです。
亜欧堂田善、高橋由一、小林清親、熊谷守一、髙島野十郎といった画家たちが、この未知の表現に果敢に挑んでいきました。深い闇の中の灯りや星明りを巧みに描きだす、新たなる日本の「夜の画家」たちが誕生してきたのです。
この展覧会は、これら日本人画家たちの挑戦と、彼らが残した夜の絵の世界を、のべ約120点の作品を通して初めて包括的にふり返り、明らかにしようとするものです。その出発点となった西洋美術の古典で、世界的にも貴重なラ・トゥール作品《煙草を吸う男》(1646年 東京富士美術館)が西日本で初出展となり、山本芳翠の名作《灯を持つ乙女》(1892年頃 岐阜県美術館寄託)と共演する様は必見です。またレンブラントの版画作品等もあわせて展示します。
*tenebraはイタリア語の「闇」の意
イベント情報
特別記念講演会「日本の夜の画家たち」
宮下規久朗氏 (神戸大学大学院教授)
日時 1月24日(土) 14:00~(開場13:00~)
会場 1階ホール(先着150名 聴講無料)

ミュージアムコンサート「光と影を求めて~バロックダンスと音楽~」
2月21日(土 )[開演]19:00~(開場16:30~) [会場]美術館1階ロビー
[出演]湯浅 宣子(バロックダンス)、伊左治 道生(バロックバイオリン)、佐野 健二(アーチリュート)
☆ルネサンスから、バロック、ロココまでのダンスと器楽曲の競演。楽曲、楽器の解説もあります。
[料金]一般:1000円 高校生以下:無料
[申し込み方法]はがき、またはEメールに次の事項を記入のうえ、お申し込みください。入場を希望する人数(一般:○人、高校生以下:○人)、代表者名前、住所、電話番号
[宛先]〒720-0067 福山市西町二丁目4番3号 Eメール:[email protected] ふくやま美術館 ミュージアムコンサート係 (先着順、定員150名)
[開場から開演まで時間「夜の画家たち」展を無料で御観覧いただけます。]

学芸員によるギャラリー・トーク
1月31日(土) ※ラ・トゥール忌(30日)記念
2月8日(日)
3月14日(土) ※ラ・トゥール誕生日記念
14:00~ 当日の観覧券が必要です

ワークショップ「カラフル和ろうそくを作ってみよう」
2月14日(土) 9:00~11:30/13:00~16:00
※時間内随時(材料が無くなり次第終了)
[場所]美術館ロビー [料金]100円

ホームページ
http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/fukuyama-museum/37718.html
会場住所
〒720-0067
広島県福山市西町2-4-3
交通案内
●JR福山駅北口から西へ約400m
●山陽自動車道「福山東I.C」から車で西へ約20分
ホームページ
https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/fukuyama-museum/
広島県福山市西町2-4-3
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