タイトル等
高村光雲とその時代展
会場
千葉市美術館
会期
2002-07-16~2002-08-25
休催日
月曜日
開催時間
10:00~18:00。金曜日は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
一般 800(640)円
大高生 560(450)円
中小学生 240(200)円
※( )内は前売りおよび30名以上の団体料金
主催者
千葉市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
概要
高村光雲(1852-1934)は、幕末の江戸下谷に生まれ、1863年から11年間、仏師・高村東雲のもとで修行し、木彫の世界に入りました。幕末から明治初期にかけて、彫刻界では輸出用の象牙彫刻が大流行し、伝統的な木彫は衰える一方でした。その風潮にあって光雲は木彫に専心し、しだいに木彫家として知られるようになりました。
1887年には当時造営中であった皇居・化粧の間の装飾彫刻を担当し、89年からは東京美術学校に勤務して翌年には教授に就任、帝室技芸員にも推挙されています。美術学校時代にはシカゴ万博に《老猿》(1893)を出品するほか、《西郷隆盛像》(1898/銅像)、《楠木正成像》(1900/銅像)の制作に中心的な役割を果たしています。このような活動によって、江戸時代までの伝統的な木彫技術と西洋の彫刻表現の融合をこころみることで写実的な近代日本の新しい彫刻表現を開拓し、パイオニアとしての地位を固めました。
光雲の門下からは山崎朝雲・米原雲海・平櫛田中など多くの優れた木彫家たちが輩出し、また彼の長男・光太郎は彫刻家としてだけではなく近代日本文学に大きな位置を占める詩人でもあります。光雲の存在抜きではわが国の近代彫刻史を語ることはできません。
本展覧会は、高村光雲の代表作約80点と、その門人や関連作家の作品約40点によって、光雲が果たした役割と後世に与えた影響について紹介する、初の本格的な展覧会です。
ホームページ
http://www.ccma-net.jp/
展覧会問合せ先
千葉市美術館 043-221-2311
会場住所
〒260-8733
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
交通案内
[JR千葉駅東口より]
■徒歩約15分
■千葉都市モノレール県庁前方面行「葭川(よしかわ)公園駅」下車 徒歩5分
■京成バス(バスのりば7)より大学病院行または南矢作行にて「中央3丁目」下車 徒歩2分
■JR千葉駅へは東京駅地下ホームから総武線快速千葉方面行で約42分

[京成千葉中央駅東口より]
■徒歩約10分

[東京方面より車では]
■京葉道路・東関東自動車道で宮野木ジャンクションから木更津方面へ、貝塚IC下車、国道51号を千葉市街方面へ約3km、広小路交差点近く

*地下に、区役所と共用の機械式駐車場があります。(無料)
車高155センチを超える車の駐車スペースが少ないため、お待ちいただくことがあります。
混雑時はご不便をおかけすることもありますので、公共交通機関でのご来館をお願いします。
ホームページ
https://www.ccma-net.jp
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
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