美術館から飛び出して恵比寿の街を舞台にフェスティヴァルを開催!
人工衛星からリアルタイムで地球の映像をみることが可能な現在―。メディア・テクノロジーの浸透が、私たちを取り巻く環境に変化を促すなか、一方で世界の全貌をとらえることは、ますます容易ではなくなっています。第7回恵比寿映像祭では、「惑星で会いましょう」というテーマのもと、映像をとおして、この複層化する世界に向き合い再発見する手掛かりを探ります。映像は、時空を超えた体験をもたらすもの。さまざまなアプローチで、「視点を変える」ことを試みながら、現在、そして未来、過去をもみつめ直します。未知の惑星を訪れるように、現前する世界を新たな視点で探検し直す契機とツールとしての映像、新たな観点をもたらすものとしてのアートの可能性を問い直し、世界にアクセスする今日的な方法を探します。