- タイトル等
- 会場
- 広島市現代美術館
- 会期
- 2014-10-04~2014-12-07
- 休催日
- 月曜日 (ただし10月13日、11月3日、24日は開館し、翌日休館)
- 開催時間
- 10:00~17:00
10月12日、13日は19:00まで開館、入場は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 一般 1,030円(820円)、大学生 720円(620円)、高校生・65歳以上510円(410円)、中学生以下無料
( )内は前売りおよび30名以上の団体料金 *11月3日(文化の日)は全館無料
[前売券販売所] 12月7日(日)まで / チケットぴあ(Pコード:766-390)、エディオン広島本店8階プレイガイド、福屋友の会受付(八丁堀本店7階、駅前店7階)、広島大学消費生活協同組合、ひろしま夢プラザ、安芸美材、ギャルリ青鞜、ガレリア・レイノ、ギャラリーヨコタ、木利画材、ピカソ画房、ブラック画材、ムッシムパネン ◎10月3日(金)まで / 広島市現代美術館ミュージアムショップ
- 主催者
- 広島市現代美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
- 協賛・協力等
- ●後援:広島県、広島市教育委員会、広島エフエム放送、尾道エフエム放送 ●協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン・日本興亜損保
- 概要
住宅は社会の変化をどのように反映し、何を提言してきたのでしょうか? 「戦後日本住宅伝説―挑発する家・内省する家」展は戦後50年代から70年代までの日本の高度成長期に手がけられ、今や伝説ともなった16の住宅作品を、16人の建築家のコンセプトとともに探ります。戦後の広島を象徴する広島平和記念公園・平和記念資料館の設計を手がけた丹下健三の「住居」(1953)からはじまり、伝統の探求のなかにそのヒントを得たもの、都市とのかかわりに思いをめぐらしながらその解法を表現したものなど、建築家は「住」を取り巻くさまざまな課題に向かいながら空間表現を追究していきました。60年代、「住宅は芸術である」と篠原一男は宣言し、貧寒としたスペースに似たような住宅が生まれるなかで、住宅建築の重要性を提唱し注目されます。万博後、70年代の建築家の眼は強く内部に注がれ、平面を分節していく従来のようなやりかたに異を唱えるなど、斬新な表現を追究していきました。極小の敷地、限られた条件など必ずしも恵まれた状況にあるとはいえない日本の「住」。近代化のなかで私的かつヒューマンな空間である住宅に熱い視線が注がれた時代の建築は、現代に改めて住空間を考える、新たな視点を提供してくれます。
- イベント情報
- ○オープニング鼎談「広島新世代建築家たちの視点」
五十嵐太郎 (本展監修者・東北大学教授)×小川文象 (建築家)×土井一秀 (建築家)
広島を拠点とする次世代の建築を担う70年代生まれの建築家が、伝説の住宅のもたらしたインパクト、現在の試み、これからの住宅について語ります。
10/4 (土) 14:00~15:30
会場:地下1階ミュージアム・スタジオ
定員:120名 (要展覧会チケット・半券可)
*当日10時より受付にて整理券を配布いたします
○特別対談 「住まうこと、建築、ヒロシマ」
磯崎新 (建築家・本展出品者)×三分一博志 (建築家)
10/22 (水) 14:00~15:30
広島の廃墟のなかに未来都市の姿を直感し「ふたたび廃墟になったヒロシマ」を1968年に発表した磯崎氏と、広島を拠点に再生したヒロシマの風景を建築に取り込む試みをする三分一氏をむかえ、廃墟から再生へと向かった広島で建築を巡ってお話しいただきます。
会場:地下1階ミュージアム・スタジオ
定員:120名 (要展覧会チケット・半券可)
*当日10時より受付にて整理券を配布いたします
谷尻誠と行く、住宅・建築実見ツアー
11/2 (日) 13:00~16:00(予定)
坂の街・尾道で谷尻氏が設計を手がけた住宅、サイクリストのための施設(ONOMICHI U2)を歩いてめぐります。
案内人:谷尻誠 (建築家)
場所:尾道周辺 (現地集合、場所後日連絡)、参加費 500円 (他、交通費自己負担)、定員:20名 (要事前申込、抽選↓)
【実見ツアーの申込方法】
参加希望者(2名まで、高校生以上)の氏名、年齢、代表者の住所、電話番号を明記の上、当館ウェブサイト上の応募フォーム(9月上旬開設)、または官製はがき(「実見ツアー」係宛と記載)にてご応募ください。抽選の上、当選の方には10月17日頃までに、集合場所と合わせてご連絡します。 締切:10月10日(金)必着
○学芸員によるギャラリー・トーク
日時:10月5日(日)、11月30日(日) 14:00~15:00 (要展覧会チケット、申込不要) 担当学芸員が展覧会について解説します。
- ホームページ
- http://www.hiroshima-moca.jp/exhibition/sengo/