タイトル等
河野次郎と明治・大正の画人ネットワーク
会場
足利市立美術館
会期
2014-09-06~2014-10-05
休催日
月曜日(ただし9月15日は開館)、9月16日(火)、9月24日(水)
開催時間
午前10時~午後6時
入館は午後5時30分まで
観覧料
一般 600(480)円 / 高校・大学生 400(320)円 / 中学生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金 *障がい者手帳をお持ちの方は、観覧料が免除になります。
*「いきいきパスポート」をお持ちの方、および両毛広域都市圏内にお住まいの65歳以上の方は無料です。(住所・年齢を証明できるものをご提示ください)
*第3日曜日「家庭の日」(9月21日)は、中学生以下のお子さまを同伴のご家族は無料となります。
主催者
足利市立美術館
協賛・協力等
助成:(公財)ポーラ美術振興財団 協力:(公財)足利市みどりと文化・スポーツ財団、東武鉄道(株)
概要
河野次郎(1856-1934)は、足利藩出身の画家です。田﨑草雲に南画を師事し、のちには洋画も学びました。一説には高橋由一に師事したともいわれ、明治期の近代洋画の幕開けに寄与した知られざるパイオニアの一人です。彼は、愛知県と長野県で長らく師範学校の教員を務めました。かたわら画塾を開き、洋画の教科書の編纂も手がけています。師範学校を辞したのち、長野で写真館を開業しました。大正時代の異才の画家として知られる河野通勢は次郎の子です。
次郎は、熱心なハリストス正教会の信徒であり、西洋古典美術への造詣が深く、彼の蔵書には国内外で出版された美術書が多数ありました。これらの書籍のおかげで通勢は、小学校時代からミケランジェロやダ・ヴィンチの名を知り、早々と模写しています。次郎の蔵書がなければのちの通勢は存在しなかったかもしれません。通勢は19歳の若さで二科展に入選し、脚光を浴びました。
本展は、ご遺族から寄贈された河野次郎の100点以上に及ぶ絵画や資料を中心に構成し、郷土が生んだ未知の画家に焦点を当てるものです。あわせて師と仰いだ田﨑草雲や高橋由一、子・河野通勢や、通勢とも親しかった牧島如鳩を紹介し、河野次郎とその周辺を浮き彫りにします。
イベント情報
開催記念講演会
菊地卓 (足利工業大学共通課程非常勤講師)「次郎と幕末の足利藩」
日時:9月14日(日) 午後2時より
会場:足利市立美術館多目的ホール
定員:60名
*参加無料です。参加ご希望の方は電話(0284-43-3131)でお申込みください。
定員になり次第締め切らせていただきます。
*展覧会観覧の場合は別途観覧料(高校生以上)が必要となります。

学芸員によるギャラリートーク
日時:9月6日(土)、10月5日(日) 午後2時より
*参加ご希望の方は当日午後2時に美術館受付前までお集まりください。
*参加は無料ですが、観覧料(高校生以上)が必要です。
会場住所
〒326-0814
栃木県足利市通2-14-7
交通案内
電車:
JR両毛線「足利駅」・東武伊勢崎線「足利市駅」下車 徒歩10分
バス:
足利市生活路線バス「美術館前」下車
車:
北関東自動車道「足利I.C.」より15分、「太田・桐生I.C.」より20分
東北自動車道「佐野・藤岡I.C.」より40分
ホームページ
http://www.watv.ne.jp/~ashi-bi/
栃木県足利市通2-14-7
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