暁斎に影響を受けたり私淑している現代作家の作品を展示する「暁斎プラスワンシリーズ」展。今回は、墨絵、しかも墨だけで描く古舘興(ふるたて こう)氏の作品を展示します。秩父に住まい、自然に抱かれて描く古舘氏の作品は、墨一色ながら豊かな色彩さえ目に浮かびます。9月は「葉っぱ」の世界、10月は「木・樹」の世界と異なる世界を展示する欲張りな展覧会をお楽しみいただきます。
古舘氏による展覧会紹介:
「葉っぱ」展 植物にとって「葉っぱ」は心の窓と言われ、そこでは生命の調べの歌が作られているようです。その歌を作品に・・・しました。
「木・樹」展 一本の「木」は2本に増えて「林」、3本以上は「森」で見渡すかぎりは「樹海」・・・・加えて「共振物語」を作品にしました。