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タイトル等: 小山市制60周年
ラムサール条約湿地登録2周年
小山市立車屋美術館開館5周年記念
生誕100年
小口一郎木版画展
会場: 小山市立車屋美術館
会期: 2014-09-20～2014-11-16
休催日: 月曜日(10/13、11/3を除く)、9/24(水)、26(金)、10/14(火)、24(金)、11/4(火)
開催時間: 9時～17時
入館は16時30分まで
観覧料: 一般 400円(300円) 高校・大学生 250円(150円)
( )内は20名様以上の団体料金
*中学生以下無料 *障がい者手帳をお持ちの方と付添1名無料 *無料公開日 11/3(月・文化の日)
主催者: 小山市立車屋美術館
協賛・協力等: 協力:大日山美術館後援:朝日新聞社宇都宮総局、NHK宇都宮放送局、エフエム栃木、産経新聞社宇都宮支局、下野新聞社、テレビ小山放送、東京新聞宇都宮支局、とちぎテレビ、栃木放送、毎日新聞宇都宮支局、読売新聞社宇都宮支局
概要: 小口一郎は1914年に栃木県下都賀郡絹村に生まれました。18歳頃、奉公をしながら油絵を描き始め、21歳頃上京、様々な工場や画廊喫茶で働きながら絵を描く環境を求め続けました。するとまもなく、横浜美術展入選(37年)、白日会展入選(42年)、新構造社展特選(46年)、日本美術会会員となり日本アンデパンダン展に第1回展から連続出品するなど、油絵画家としての道を歩みだします。小口が木版画の研究を始めたのは終戦後の1951年、彫跡の力強さと白と黒のコントラストを活かし、労働者や地域の産業等をテーマに制作を始めました。同じ頃、足尾鉱毒事件の取材を始めその版画化に着手すると、約21年の歳月をかけてシリーズ三部作《野に叫ぶ人々》(1970年)《鉱毒に追われて》(1974年)《盤圧に耐えて》(1976年)を発表し、このシリーズは小口のライフワークとなりました。また、小口は地元企業の職場美術サークルや地域住民のための美術サークルの指導と作品発表に力を尽し、ごく普通の生活者や働く人々が創作の喜びを得る機会を共に求めて、コミュニティにおける文化活動を意欲的に展開しました。一貫して美術の力を信じ、人々の生活と心に寄り添った小口の創作活動は、現在も観る人々に深い共感を呼んでいます。本展では足尾鉱毒事件を主題にしたシリーズ《野に叫ぶ人々》《鉱毒に追われて》を中心に約50点の木版画をご紹介します。創造の経過が垣間見える幻の初公開作品も含め、生誕100年を機に木版画作品を通して小口の画業を振り返る展覧会です。
イベント情報: □関連ワークショップ [要申込。9/1より予約受付開始 TEL0285-41-0968]

■かんたん! 石こう版画
内容:プレス機を使わずに石膏にプリントできる凹版画です。レリーフのような版画が出来上がります。
日時:2014年10月5日(日) 13:30―
講師:秋山佳奈子氏 (版画家)
定員:小学生高学年以上の方 10名
参加費:500円 (持参するもの:汚れてもよい服装またはエプロン)
会場:小山市立博物館

■風景写真を“作品”として美術館に展示しよう (全3回)
内容:風景の撮影、画像加工とプリント、展示づくりまでをトータルで体験します。
定員:中学生以上の方で3講座とも参加できる方 10名
参加費:全3回で1,500円 (保険料100円含む)
[風景写真?を撮る] 日時:2014年11月15日(土) 10:00―
講師:木暮伸也氏 (コマーシャルフォトグラファー/美術作家) 会場:小山市立博物館
持物:デジタルカメラ (一眼レフでなくても可、スマートホンは不可)
[加工とプリント] 日時:2014年12月6日(土) 13:00―
講師:糸井潤氏 (写真作家) 会場:小山市立博物館
[展示をつくる] 日時:2015年1月10日(土) 13:00―
講師:山口達彦 (展示プリパレーター) 会場:小山市立車屋美術館

□関連事業 [予約不要。観覧料のみ必要]

■ギャラリートーク
2014年9月28日(日) 14:00― 講師:竹山博彦氏 (美術史家・実践女子大学非常勤講師)
場所:小山市立車屋美術館

■映画会
「野に叫ぶ人々」 1971年制作/篠崎隆監督/上映時間30分・DVDによる上映
10月4日(土)、18日(土)、11月2日(日) 14:00―, 15:00― (2回上映)
定員:25名場所:小山市立車屋美術館