東広島市では、幅広い支持層を持つ現代の絵本作家に視点を据え、評価の高い日本の絵本の魅力と芸術性を広く市民に紹介することを目的とした「絵本作家原画展」を昭和57年より開催してまいりました。
29回目を迎える本展は、「夜の世界のだいぼうけん!」をテーマに5人の絵本作家による120余点の原画を展示いたします。
さて、みなさんの中には、夜について、真っ暗で静かな、怖いイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。しかし、夜はただ暗く怖いだけではありません。そこには夜を生きる生物の世界や、暗い夜空を彩る月や星たちの世界、そして夢の世界など、普段私たちが目にすることのない、不思議で色鮮やかな世界が広がっているのです。
この度の展覧会では、そんな「夜」をテーマとした絵本を集めました。
夜の暗闇は、ほんの少し怖いけれど、不思議がたくさん! それぞれの作家が織りなす豊かな想像力と、卓抜な技法で描かれた夜の物語を冒険してみませんか。