- タイトル等
特別展
ジョルジョ・デ・キリコ展
ピカソが最も畏 (おそ) れた、謎を愛した画家
謎めいた表現。謎の回帰。謎の繰返し。
- 会場
- 浜松市美術館
- 会期
- 2014-08-30~2014-10-19
- 休催日
- 会期中無休
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
(入館は午後4時30分まで) ※ただし8月30日(土)のみ午前10時開館
- 観覧料
- 大人 1,200円(900円)、大学生・専門学校生 800円(500円)、中学生・高校生 300円(100円)
※( )内は前売料金、小学生以下無料 ※70歳以上の方、障害者手帳等をお持ちの方及び介護者1名は当日料金の半額 ※団体割引あり(20名以上は当日料金2割引、80名以上は4割引)
※ネット割引:当日料金の100円引き(美術館HPにある割引クーポン券を印刷または画面提示、1枚につき1グループ様まで利用可能) ※各割引は併用できません。 ■前売券取扱所:浜松市美術館、秋野不矩美術館、市内画廊・画材店、浜松中日文化センター、静岡県内の中日新聞販売店(一部店舗を除く)、チケットぴあ(サークルK・サンクス):Pコード766-281、ローソン・ミニストップ:Lコード48651、セブンイレブン:セブンコード031-941 ※前売券の販売は8月29日(金)まで、会期中は当日券のみ販売します。
- 主催者
- 浜松市、中日新聞東海本社、テレビ静岡
- 協賛・協力等
- ■特別協賛:セキスイハイム東海 ■後援:在日イタリア大使館、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、浜松中日文化センター、中日ショッパー、K-mix ■企画協力:ホワイトインターナショナル
- 概要
イタリアを代表する画家、ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)は、一見関連性のないモチーフをゆがんだ遠近感によって描くなど、目に見えるものの裏側に潜む神秘や謎を表現した画家として有名です。その表現は「形而上絵画(けいじじょうかいが)」と呼ばれ、後のシュルレアリスム(超現実主義)絵画にも大きな影響を与えました。第一次世界大戦後、ルネサンスやバロックの画家たちの影響を受けたデ・キリコの画面は古典主義へと回帰し、さらに晩年には、新たな形而上絵画を創造するなど発展を続けました。
本展は、パリ市立近代美術館に寄贈されたキリコの妻イザベッラ・デ・キリコの旧蔵品を中心に、イタリア各地の美術館や個人のほか、日本国内に所蔵されている作品から、画家の各時代の代表的作品を紹介します。また、これらの作品を、「形而上絵画」時代、「古典主義への回帰」時代、「新形而上絵画」時代など5つの章に分けて展示することで、その画風の変遷を紹介し、デ・キリコ絵画の謎に迫ります。総出品数およそ100点のうち約8割が日本初公開の作品で占められた、日本では久しぶりの大規模な回顧展です。デ・キリコの独創的で神秘や謎に満ちた作品世界をお楽しみください。
- イベント情報
- ワークショップ「不思議deキリコ!」
日時:9月27日(土曜日)午後1時~午後4時
内容:モダンテクニックを使って、現代版シュールの作品を制作します。
講師:寺田伊勢男氏、水野唯男氏、富田宏代氏 (美術文化協会静岡県支部)
会場:美術館2階講座室
対象:どなたでも参加いただけます。
材料費:300円(要観覧料)
定員:抽選20人
申し込み期限:9月13日(土曜日)
申込方法:往復はがき、メール、FAXにて希望者全員の住所、氏名、年齢、電話番号、ワークショップ名をご記入のうえ美術館へ
浜松市美術館 〒430-0947 静岡県浜松市中区松城町100-1
メール [email protected]
TEL:053-454-6801 FAX 053-454-6829
コンサート&作品鑑賞
日時:10月5日(日) 午後2時~午後3時
(演奏は約45分間)
内容:デ・キリコが活躍した国々や、作品にちなんだ「謎」「ギリシア神話」等をテーマにした楽曲を演奏します。
演奏者:栗田竜次氏 (浜松市在住ピアニスト)
場所:美術館ロビー
聴講料:無料(要観覧料)
定員:50名程度(事前申込不要)
講演会
「ヨーロッパ絵画とデ・キリコの功績」
日時:9月14日(日) 午後2時~午後3時30分
講師:盛本直美氏 (岩手県立美術館学芸員)
場所:美術館2階講座室
聴講料:無料(要観覧料)
定員:80名程度(事前申込不要)
当館学芸員によるギャラリートーク
(展示室で作品を前に解説します)
日時:9月12日(金)、26日(金)、10月10日(金)
午後2時~午後2時40分
場所:美術館展示室
対象:当日ご観覧の方(事前申込不要)
託児サービス
日時:9月15日(月・祝) 午前10時~正午
10月1日(水) 午前10時~正午
対象年齢:生後6ヶ月以上の未就学児
定員:5人程度
託児料:無料(要観覧料)
申込:各日3日前までに電話、またはメールかFAXで申込後に、「託児申込書」を提出(応募者多数の場合、抽選)
毎週水曜日は思いやりトークデー&キッズウェルカムデー
お子様やご友人とご一緒に、作品の感想等を話しながら鑑賞できる曜日を設定しました。これを機会に、美術を身近に感じて頂けましたら幸いです。