- タイトル等
- 会場
- 町田市立国際版画美術館
- 会期
- 2014-06-21~2014-08-03
- 休催日
- 月曜、ただし7月21日(月・祝)は開館、翌22日(火)は休館
- 開催時間
- 10:00~17:00
(入館は16:30まで) 土・日・祝日 10:00~17:30(入館は17:00まで)
- 観覧料
- 一般 600(500)円/大学・高校生と65歳以上 300(200)円/中学生以下は無料
・( )内は20名以上の団体料金 ・展覧会初日 6/21(土)は入場無料
・身体障がい者手帳または愛の手帳等をお持ちの方と付き添いの方1名は半額です。
- 概要
関野凖一郎(1914-88)は戦前から戦後にわたって活躍した版画家です。青森に生まれた関野は、旧制中学で級友たちが発行する同人誌に加わり版画と出会います。卒業後も版画同人誌での活動を通じて各地の版画家と交流を深め、18歳で日本版画協会展に初入選、24歳の時に上京します。創作版画のリーダーであった恩地孝四郎の門を叩き、木版画の研鑽を積む一方で、西田武雄のエッチング研究所にも通い銅版画の技術も高めていきました。
その努力は戦後に大きな花を咲かせます。国内外の版画展への出品を重ね、43歳の時にジャパン・ソサエティの招待でアメリカに滞在、さらにヨーロッパを訪ねます。海外での体験は明快な表現へとみちびくと同時に、日本の風景を見直す契機ともなり、「旅」は関野の重要な主題となっていきました。
もうひとつの大切な主題は「人物」です。文学者や版画家などをモデルにした写実的な肖像を制作する一方で、家族や子どもを描いた作品では大胆な造形を試みています。そのいずれも、関野が出会い、描きたいと願った人々の姿です。
明るく華やかな色彩、多彩な主題と表現方法―みずみずしい好奇心を持ち続け、真摯に版画に取り組んだ関野。生誕百年を記念する本展は初期から晩年までの160点の作品により、その足跡をご紹介します。
- イベント情報
- トークイベント
「関野凖一郎の版画制作」
関野洋作 (版画家)
7月21日(月・祝) 13:30~15:00
会場:一階講堂
関野氏の次男で、長年にわたり制作助手をつとめた関野洋作氏に、刷りの実演をまじえながらお話いただきます。
ギャラリートーク
6月29日(日) 本展覧会担当学芸員
7月13日(日) 村田哲朗 (当館館長)
7月27日(日) 関野洋作 (版画家)
各日14:00から45分程度。観覧券をご用意のうえ、2階企画展示室入口にお集まりください。三人三様のトークをお楽しみ下さい。
プロムナード・コンサート
山口友由実(ピアノ)
8月2日(土) ①13:00~ ②15:00~(各回30分程度)
会場:エントランスホール
*どなたでもご鑑賞いただけますが、お席のご用意はございません。
夏休み☆わくわくワークシート
7月19日(土)-8月3日(日)
*次回企画展「モンスターを探せ!!」会期中の8月9日(土)~31日(日)も開催します。
対象:小中学生
展示を見て問題に挑戦!
参加してくれた人には、楽しいプレゼントがあるよ!
- ホームページ
- http://hanga-museum.jp/exhibition/index/2014-244