- タイトル等
- 会場
- 広島市現代美術館
- 会期
- 2014-07-19~2014-10-13
- 休催日
- 月曜日[ただし7月21日、9月15日、10月13日は開館し、翌日休館]
- 開催時間
- 10:00~17:00
[7月20日、21日、10月12日、13日は19:00まで開館、入場は閉館の30分前まで」
- 観覧料
- 一般 1,030円[820円]、大学生 720円[620円]、高校生・65歳以上 510円[410円]、中学生以下無料
[ ]内は前売り及び30名以上の団体料金
[前売券販売所]
10月13日(月・祝)まで | チケットぴあ(Pコード:766-249)、エディオン広島本店8階プレイガイド、福屋友の会受付(八丁堀本店7階、駅前店7階)、広島大学消費生活協同組合、ひろしま夢プラザ、安芸美材、ギャルリ青鞜、ガレリア・レイノ、ギャラリーヨコタ、木利画材、ピカソ画房、ブラック画材、ムッシムパネン
7月18日(金)まで | 広島市現代美術館ミュージアムショップ
- 主催者
- 広島市現代美術館、朝日新聞社
- 協賛・協力等
- 後援:広島県、広島市教育委員会、中国放送、広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、尾道エフエム放送
- 概要
世界最初の被爆地である広島市は、世界の恒久平和と人類の繁栄を願う「ヒロシマの心」を美術を通して世界へ訴えることを目的とし、1989年にヒロシマ賞を創設しました。広島市現代美術館では、その第9回ヒロシマ賞の受賞者となったドリス・サルセドの受賞記念展を開催します。
1958年にコロンビアの首都ボゴタに生まれたドリス・サルセドは、自国コロンビアをはじめ、世界で横行する暴力や差別などに対して、芸術が強い抵抗の力を持ち得ることを一貫して示してきた作家です。
1980年代後半から、ボゴタを拠点に、サルセドは日常の家具や衣服などを彫刻として再生させながら、暴力による犠牲者の記憶を静かに訴える作品を制作してきました。寡黙でありながら、人を引きつけるその作品は、扱われるテーマを見る者の心に強く訴えかけます。最近では大規模なインスタレーションと都市や建築に介入するような作品によって世界的な注目を集めています。
日本で初めての展覧会となる本展で、サルセドは展示室全体を死者を悼むための場に変容させながら、再生への願いを込めた作品を展示します。被爆70周年をまもなく迎えようとするなか、人類史上類を見ない暴力がもたらしたヒロシマの悲劇を、これからどのように世界に伝えていくのかを考える貴重な機会となるでしょう。
- イベント情報
- ドリス・サルセド講演会
日時:7月19日(土) 14:00―15:30
会場:地下1階ミュージアム・スタジオ
(聴講には本展覧会チケット半券が必要です。)
作家本人が自らの作品について語ります。
学芸員によるギャラリー・トーク
日時:7月20日(日)、9月21日(日) 14:00―15:00
(要展覧会チケット、申込不要)
担当学芸員が展覧会について解説します。
- ホームページ
- http://www.hiroshima-moca.jp/main/salcedo.html