今年もアド・ミュージアム東京でTCC賞展を開催いたしますことを嬉しく存じます。毎年一年に一回開かれる「コピー審査会」は、日本全国で制作された8千を越える応募作のなかから、プロの視点で厳選し受賞作を決定されています。本年度の審査委員長、谷山雅計氏は、ご自身の審査方針として「うまいへたの技術以上に、『コピーが何を変えたか』を評価したい」とコメントされる一方、他の審査委員にはそれぞれのお考えで選考することを期待されたとのことです。ご来館の皆様、132人の審査委員の多様なコピー観から選ばれた最新の受賞作を、お一人おひとりご自由にお楽しみください。 アド・ミュージアム東京 館長 松代隆子