- タイトル等
その線は、とまらない
- 会場
- 足利市立美術館
- 会期
- 2014-06-28~2014-08-31
前期:6.28[土]→8.3[日] 後期:8.5[火]→8:31[日]
- 休催日
- 月曜日(7月21日を除く)、7月22日(火)
- 開催時間
- 10:00~18:00
入館は17:30まで
- 観覧料
- 一般 800(640)円/高校・大学生 600(480)円/中学生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金 *障がい者手帳をお持ちの方は観覧料が免除になります。
*「いきいきパスポート」をお持ちの方、および両毛広域都市圏内にお住まいの65歳以上の方は無料です。(住所・年齢を証明できるものをご提示ください) *第3日曜日「家庭の日」(7月20日、8月17日)は、中学生以下のお子さまを同伴のご家族は無料となります。 *8月2日(土)は足利花火大会のため無料となります。
- 主催者
- 足利市立美術館/東京新聞
- 協賛・協力等
- 後援:スペイン大使館/足利商工会議所
企画協力:マンゴスティン 協力:(公財)足利市みどりと文化・スポーツ財団/東武鉄道(株)
- 概要
パブロ・ピカソ(1881-1973)は20世紀を代表する美術家です。その創造領域は、絵画や彫刻のみならず、陶器や舞台装置、衣装などにいたるまで幅広く、超人的ともいうべき膨大な作品を残しています。版画でも早くからその才能をあらわし、さまざまな技法で豊かな創造力をあますところなく発揮しました。
ピカソは人生のさまざまな場面で、つねに版画と向き合いました。パリに出てまもない1904年から本格的に銅版画を制作、有力な画商ヴォラールに認められてエッチングやドライポイント、ビュラン、アクアチントなどに挑戦します。第二次世界大戦後は刷り師ムルロとの出会いを経て、数多くのリトグラフの傑作が生み出されます。最晩年を過ごした南フランスでは、リノカットの制作方法を独自に編み出して、多彩で豊穣な芸術世界を構築します。彼が制作した版画の数は、確認されているだけでも2,000点を超えており、その芸術を語るうえで重要な位置をしめています。
本展は生涯を通じて描き続けたピカソの、繊細でリズミカルな線と、湧き上がるフォルムに注目し、版画作品約200点で構成。その魅力と表現の秘密に迫ります。
- イベント情報
- 1.映画上映会「ミステリアス・ピカソ/天才の秘密」
ピカソ本人の全面的な協力を得て、制作過程を記録したドキュメンタリー。1956年フランス、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督(字幕付き)
7月20日(日) 14:00~(上映時間78分)
会場:足利商工会議所 友愛ホール (足利市通3丁目2757) 定員:150名
*足利市立美術館ではありませんので、ご注意ください。
2.開催記念対談
「パリの版画工房―ピカソへ向っての対話」
ピカソが信頼を寄せたリトグラフ印刷者フェルナン・ムルロ。彼の工房と技術提携し、本格的なリトグラフ制作を主導してきた益田氏と、フランス近現代美術に詳しい有木氏を迎え、ピカソの版画はもとより、版画の魅力について対話形式でお話しいただきます。
益田祐作氏 [美術史家]+有木宏二氏 [京都造形芸術大学准教授]
8月3日(日) 14:00~
会場:足利市立美術館 多目的ホール 定員:80名
3.こどものためのワークショップ
「ピカソへの贈り物」
ピカソって、なんですごいんだろう? どうして天才といわれるのだろう? そんなぎもんにおこたえします。ピカソの人がら、ピカソの人生、ピカソの好きだったものなどを、絵をとおして知り、ピカソに一歩近づいてみませんか? ピカソにプレゼントを贈るとしたら、あなたならどんな絵を描きますか?
福島 直 [当館学芸員]
8月23日(土) 14:00~16:00
会場:足利市立美術館 多目的ホール
対象:小学生、中学生 定員:20名
持ち物:好きな画材(クレヨン、いろえんぴつ、リボン、おりがみなど、画用紙にはったりぬったりできるもの、画用紙は美術館で用意します。)
*1、2、3とも参加は無料です。参加ご希望の方は、電話(0284-43-3131)で事前にお申し込みください。定員になり次第締め切らせていただきます。
*展覧会をご覧いただく場合は別途観覧料(高校生以上)が必要となります。
4.学芸員によるギャラリー・トーク
7月12日(土)、7月27日(日)、8月9日(土) 14:00~
*お申し込みは不要です。参加ご希望の方は、当日14:00に美術館受付にお集まりください。
*参加費は無料ですが、高校生以上の方は観覧料が必要です。
- 展示替え情報
- 展示作品の一部は、前期・後期で入れ替わります。