- タイトル等
現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展
ヤゲオ財団コレクションより
アート、開きました。
- 会場
- 東京国立近代美術館
企画展ギャラリー 1F
- 会期
- 2014-06-20~2014-08-24
- 休催日
- 月曜日(7月21日は開館)、7月22日[火]
- 開催時間
- 午前10時~午後5時
金曜は午後8時まで、入館はいずれも閉館30分前まで
- 観覧料
- 一般 1,200(900)円/大学生 500(250)円
*高校生以下および18歳未満、障害者手帳等をご提示の方とその付添者(1名)は無料。
*( )内は20名以上の団体料金。いずれも消費税込。
*本展の観覧券で、入館当日に限り、「MOMATコレクション」「美術と印刷物」もご覧いただけます。
- 主催者
- 東京国立近代美術館、ヤゲオ財団
- 協賛・協力等
- 協力:全日本空輸株式会社、ヤマトロジスティクス株式会社 本展は、政府による美術品補償制度の適用を受けています。
- 概要
風変わりなタイトルに驚かれたでしょうか?この展覧会(コア展)では、現代美術の作品が、じつは、少なくともふたつの意味で世界の宝にほかならないことを、強調しようとしています。
ひとつは、市場価格的、保険評価額的に、それは「世界の宝」と呼べるはずです。現在オークションでは、生きているアーティストの作品でも数十億円単位の落札額になることがあります。コア展にもそうした作品がいくつも入っています。
もうひとつは、美術史的な意味でもそれは「世界の宝」なのです。優れたアーティストとは、いま伝えるべきことを、これまでのアートの歴史を踏まえつつ、未来においても色あせることのない形で表そうとする人のこと。だからこそ、彼らの作品は、様々な表現があふれかえっているこの世の中で、輝きを放っているのです。コア展では、そうした「世界の宝」である「現代美術のハードコア」を、「ミューズ」「崇高」「記憶」「新しい美」といったキーワードを使いながら10章で構成します。
展示されるのは、約40作家による約75点の作品。サンユウ(常玉)、マーク・ロスコ、ウィレム・デ・クーニング、フランシス・ベーコン、ザオ・ウーキー、アンディ・ウォーホル、サイ・トゥオンブリー、ゲルハルト・リヒター、杉本博司、トーマス・シュトゥルート、アンドレアス・グルスキー、蔡國強、ロン・ミュエク、ピーター・ドイグ、マーク・クインなど、現代美術の挑戦者であり中核(ハードコア!)と言える人ばかり。もちろんトップクラスの作品がやってきます。
「○○コレクション展ってあんまり面白くなさそうだよね」と言う人もきっといることでしょう。でも、コア展は違います。「コレクションによる展覧会」だからこそできるインタラクティブな仕掛け、つまり、コレクターの感覚を追体験することができる、ちょっとしたゲームを用意してみました。名作を鑑賞するだけではなくて、作品の「価値」とはなにかを考える場にもなっている、国内では(多分)空前絶後とも言える展覧会を、どうぞお見逃しなく!
- イベント情報
- 映画上映
「ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人」
「ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの」
6月21日(土)、6月28日(土) 13:00―16:30
会場 東京国立近代美術館講堂(地下1階)
*開場は開演30分前 *無料(140名)、申込不要
*「アートの森の小さな巨人」(87分)終了後休憩をはさんで「ふたりからの贈りもの」(87分)を上映します
講演会
7月12日(土) 14:00―15:30
保坂健二朗 (本展企画者、当館主任研究員)
会場 東京国立近代美術館講堂(地下1階)
*開場は開演30分前 *無料(140名)、申込不要
ギャラリートーク
8月1日(金) 18:30―19:30
保坂健二朗 (本展企画者、当館主任研究員)
会場 企画展ギャラリー(1階)
*無料、申込不要、要観覧券
イベントはまだまだ増える予定です。
当館ホームページ、Facebook、twitterで随時お知らせします。
- 巡回等情報
- 名古屋市美術館 2014年9月6日(土)―10月26日(日)
広島市現代美術館 2014年12月20日(土)―2015年3月8日(日)
京都国立近代美術館 2015年3月31日(火)―5月31日(日)
- ホームページ
- http://sekainotakara.com/