タイトル等
没後五〇年
松林桂月展
―水墨を極め、画中に詠う
会場
練馬区立美術館
会期
2014-04-13~2014-06-08
休催日
月曜日(5月5日・6日は開館、5月7日休館)
開催時間
午前10時~午後6時
入館は5時30分まで
観覧料
一般/ 500円、大学・高校生および65~74歳/ 300円、中学生以下および75歳以上/無料
その他各種割引制度あり
主催者
練馬区立美術館、日本経済新聞社
協賛・協力等
協力:ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2014
助成:公益財団法人 花王 芸術・科学財団
概要
日本画家、松林桂月(まつばやし・けいげつ/1876~1963)は明治・大正・昭和の3つの時代を生き、数々の名作を残した近代を代表する日本画家です。山口・萩に生まれた桂月は、幼い頃から絵を好み、東京に出て文人画家・渡辺崋山の孫弟子にあたる野口幽谷に師事し、精緻で格調高い表現を学びました。また、親しんでいた漢詩の教養を活かして、詩・書・画の三絶の境地を目指す文人画―南画を描いたことも特筆されます。桂月は、南画の真髄ともいうべき水墨画においては他の画家の追随を許さず、その独特の叙情的な作風は高く評価され、1958年には文化勲章を受章しています。
本年は、桂月が世を去ってから50年という節目の年に当たります。この半世紀の間に開催された大規模な展覧会は、桂月の没後間もなく門人たちによって開催された遺作展と、1983年に山口県立美術館で開催された「松林桂月―その墨と色彩の妙―」展のみで、近年にはその芸術を通覧できる機会はほとんどありませんでした。そのため、桂月の名も、画も、一部の美術愛好家だけが知るところとなりつつあることが惜しまれます。
本展は、30年ぶりとなる回顧展として、初公開を含む大作、名品で、詩書画の全てに優れた才能を示し、近代にあって水墨画の表現を極めた、桂月の豊かな芸術世界を紹介するものです。
イベント情報
①ギャラリー・トーク
「ゲストによるスペシャルトーク、松林桂月へのまなざし」
ナビケーター:野地耕一郎 (泉屋博古館分館学芸課長)
Ⅰ 5月25日(日)浅見貴子 (画家)
Ⅱ 5月31日(土)加藤良造 (画家)
*各日午後3時から展示室内で行います。
当日の展覧会チケットが必要です。

②記念講演会
「最後の南画家―松林桂月の人と芸術」
村田隆志 (大阪国際大学専任講師)
[日時] 5月10日(土) 午後3時より
[会場] 美術館1階・視聴覚室
・応募抽選により中学生以上の70名様限定です。
参加には展覧会チケット(当日以外の半券でも可)が必要です。
・申込〆切 4月19日必着

③読み語り
「銀河万丈(声優)による読み語り」
[日時] 5月24日(土) 午後3時より
[演題] 浅田次郎作「江戸残念考」ほか
[会場] 美術館1階・視聴覚室
・応募抽選により中学生以上の70名様限定です。
参加には展覧会チケット(当日以外の半券でも可)が必要です。
・申込〆切 5月2日必着
*②③の申し込み方法=往復ハガキまたはEメールにて
②「5月10日 記念講演会」③「5月24日 銀河万丈読み語り」と明記し、参加者全員の住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号を記入してご応募下さい。
1通につき2名様まで申込可(連名で記入)
宛先:〒176-0021 練馬区貫井1-36-16 練馬区立美術館
E-mail: [email protected]

④記念コンサート
Ⅰ 「薩摩琵琶と箏による演奏会」
〔演奏〕 荒井靖水 (薩摩琵琶)、荒井美帆 (箏)
〔日時〕4月19日(土) 午後3時より
Ⅱ 「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンによるスペシャルコンサート」
〔演奏〕 土谷茉莉子 (第1ヴァイオリン)
加藤美菜子 (第2ヴァイオリン)
小倉萌子 (ヴィオラ)
山田健史 (チェロ)
〔日時〕4月26日(土) 午後3時より
*いずれも美術館ロビーにて
ホームページ
http://www.city.nerima.tokyo.jp/manabu/bunka/museum/tenrankai/matubayasi14.html
会場住所
〒176-0021
東京都練馬区貫井1-36-16
交通案内
【鉄道】
西武池袋線 「中村橋」駅 徒歩3分
※改札は1か所です。改札を左に出て、線路沿いの道を石神井公園駅方面に130メートル先の右側です。

都心からも意外に近い!
・池袋駅から 16分 (西武池袋線 各駅停車利用)
・渋谷駅から 約30分 (東京メトロ副都心線直通 急行利用)
・有楽町駅から 約40分 (東京メトロ有楽町線直通 各駅停車利用)
・六本木駅から 約40分 (都営大江戸線利用、練馬駅で乗換)

【バス】
関東バス 「中村橋」停留所より 徒歩5分
・阿佐ヶ谷駅北口~中村橋 【阿01】系統 終点
・荻窪駅北口~中村橋 【荻06】系統 終点
・荻窪駅北口~練馬駅 【荻07】系統 「中村橋」下車
ホームページ
https://www.neribun.or.jp/museum.html
東京都練馬区貫井1-36-16
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索