ヒロマート・ギャラリーでは、Sebastian Piras (セバスチャン・ピーラス)の写真展『Diary』を開催いたします。
2012年に開催しご好評をいただいたPirasの日本初個展「Amerikana Diary」に続く、ヒロマート・ギャラリーでの2度目の個展となる本展『Diary』では、20年以上にわたり米国とヨーロッパで撮影された画像より厳選した写真作品を発表いたします。
「いつもイメージを通してコミュニケーションすることを一番心地よく感じてきた。フォトグラフィとフィルムは、自分の思考を表現することや、日常のささいなことへのプロセスも容易にしてくれた。書き言葉とは対照的に、フォトグラフィは僕にとってとても精神的な経験でもあるんだ。」と話す。
また、今展について、「ずっと以前に撮影したイメージをセレクションすることというのは、癒す力があり、また苦痛でもあった。僕はいつも、内省的であるよりも前に進むことを好んできたのだけれども、今回のプロセスである昔の写真・撮影画面の見直しは、驚くことに解放感があり新しい経験となったよ」とピーラス。