金澤翔子さんはダウン症という知的障がいを持ちながらも、5歳からお母さんに書道を学び日々厳しい修練・研鑽を重ねながら書架の道を地道に歩んできました。
20歳の初個展以降建長寺、建仁寺、東大寺など全国各地で書展を開催し2012年には書家として実力を認められ、NHK大河ドラマ「平清盛」の題字を担当し広く存在を知られるようになりました。2013年東京国体の開会式においては、約5万人の観客の前で「夢」という巨大文字を揮毫し、国体の成功に花を添えました。また本年2月には天皇御製の和歌を揮毫し、歌碑がつくられました。
神がかった魅力溢れる書の数々は多くの人々に深い感動と生きる勇気を与えてくれます。金澤翔子の最新作を含む秀作60数点を一堂に展示致します。