- タイトル等
ちひろ没後40年
ちひろの愛したアンデルセンと宮沢賢治
生涯を通じて描き続けたアンデルセン
「熱病」のように傾倒した宮沢賢治
- 会場
- 安曇野ちひろ美術館
展示室1・2
- 会期
- 2014-05-16~2014-07-22
- 休催日
- 第2・4水曜日
- 開催時間
- 9:00~17:00
- 観覧料
- 大人800円/高校生以下無料
団体(有料入館者20名以上)、65歳以上の方、学生証をお持ちの方は100円引き/障害者手帳ご提示の方は半額、介添えの方は1名まで無料/視覚障害のある方は無料/年間パスポート2500円
- 主催者
- ちひろ美術館
- 協賛・協力等
- 協力:宮沢賢治記念館・林風舎
- 概要
2人の作家の作品に見る、画家いわさきちひろの原点と変遷
時代を超えて語り継がれる童話をつむぎ出した、アンデルセンと宮沢賢治。21世紀に入った現在も多くの画家たちが彼らの童話を作品に描いています。いわさきちひろもまた、画家として、人として、2人の作家に大きな影響を受けた一人でした。
戦後、ちひろはアンデルセンの「お母さんの話」を紙芝居に描く仕事をきっかけに、画家として立つことを決意しました。アンデルセン童話の美しさに深く共鳴したちひろは、以後、毎年のように描き、その作品数は800点を超えています。
また、ちひろは若いころ、宮沢賢治の童話や詩に出会い、終戦直後の日記に「命のように大切」に感じていたと記しています。賢治の作品世界や思想に、一人の人間として深く共感し、傾倒していたことがうかがえます。生涯に手がけた賢治の絵本は、『花の童話集』1冊ですが、「この本はわたしの大切な宮沢賢治です」と語っていました。
本展では、画家ちひろを語るうえで欠かせない存在である2人の作家に焦点をあて、その世界観をちひろがどのように昇華し、形にしていったかを探ります。
- イベント情報
- ギャラリートーク
展示室で作品を見ながら、担当学芸員が展示のみどころなどをお話しします。
日時:毎月第2・4土曜日 14:00~14:30
会場:安曇野ちひろ美術館 展示室1 料金:無料(入館料別) 申し込み:不要(参加自由)