タイトル等
所蔵作品による小企画展
黒門会の作家たち
―有島邸の門をくぐった交流の軌跡―
会場
鹿児島市立美術館
会期
2014-12-23~2015-02-08
休催日
月曜日(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月1日
開催時間
9:30~18:00
入館は17:30まで
観覧料
一般 300円 高大生 200円、小中生 150円
※所蔵品展と共通、年間パスポートでもご覧いただけます。
主催者
鹿児島市立美術館
概要
美術団体二科会や一水会創設、セザンヌをはじめとするポスト印象派の日本への紹介など、近代洋画史に大きな足跡を残す、郷土ゆかりの洋画家 有島生馬。有島が居を構えた東京(現千代田区)麹町下六番町の旗本屋敷には、黒板塀と黒の歌舞伎門がありました。その「黒門」をくぐって、多くの若き画家たちが有島のもとに集い、画業への薫陶を受けました。
1939(昭和14)年、有島を慕う画家たちによって、絵画の研究会「黒門会」が結成されます。「黒門会」では東郷青児、海老原喜之助、吉井淳二ら鹿児島出身の画家だけでなく、様々な会派の画家たちが所属を超えて交流し、年に一度同人による展覧会が開催されました。
戦時中は、有島邸の戦災、画家たちの疎開などによって会の活動は中断されますが、1964(昭和39)年、東郷青児の呼びかけにより再興されます。再興「黒門会」には荒谷直之介、山口長男ら新たな会員も加わり、1974(昭和49)年に有島が逝去した後、1978(昭和53)年まで展覧会が継続されました。
本展では、当館が所蔵する有島生馬と「黒門会」の作家たちの作品を通じて、その交流の軌跡をご紹介します。
イベント情報
ギャラリートーク
(学芸員による作品解説)
1月3日、17日、31日
各日土曜、14:00―15:00
展示室にて開催
※要観覧券
展覧会問合せ先
099-224-3400
会場住所
〒892-0853
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
交通案内
公共交通機関で来館の場合
■ カゴシマシティビューバス「西郷銅像前」下車、徒歩1分。
■ 市電「朝日通」、バス「金生町」下車、徒歩5分。
■ 鹿児島本線 鹿児島中央駅より、車で10分。
ホームページ
https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索