タイトル等
光琳を慕う
中村芳中展
会場
岡山県立美術館
2階展示室
会期
2014-09-26~2014-11-03
前期:9月26日(金)→10月13日(月・祝)
後期:10月15日(水)→11月3日(月・祝)
休催日
9月29日(月)、10月6日(月)、14日(火)、20日(月)、27日(月)
開催時間
午前9時~午後5時
(入館は閉館30分前まで)
ただし9月26日(金)は午前10時から午後7時まで開館 10月24日(金)は午後7時まで開館
観覧料
当日一般 1000円、*65歳以上 700円、*高大生 500円、*小中生 300円
(* 年齢を証明できるものをご持参下さい。)
※20名以上の団体は2割引
主催者
岡山県立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛・協力等
協賛:ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン日本興亜
後援:岡山県教育委員会、岡山市教育委員会、岡山県郷土文化財団、公益財団法人岡山県文化連盟、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、KSB瀬戸内海放送、Oniビジョン、エフエム岡山、レディオモモ
概要
中村芳中 (なかむらほうちゅう)(?~1819)は江戸時代後期に大坂を中心に活動しました。最初は文人画風の山水や指頭画を描きますが、しだいに尾形光琳の画に傾倒し、たらし込みを駆使した作品を描くようになります。
江戸へ下った芳中は享和二年(1802)『光琳画譜』を出版します。その後芳中は大坂へ戻り、ぽってりしたかたちのほほえましい作品を多く残しました。本展では、琳派の画家、尾形光琳・尾形乾山・深江芦舟 (ふかえ ろしゅう)・渡辺始興・立林何帠 (たてばやし かげい) らの作品とともに芳中の歩みを紹介し、そのほのぼのとした画風の魅力を味わっていただきたいと思います。
また芳中はたびたび木村兼葭堂 (けんかどう) の『兼葭堂日記』に登場しますが、大坂文人たちとの交流には大変興味深いものがあります。岡山ゆかりの画人宮本君山・淵上旭江らの名も、『兼葭堂日記』の芳中滞在と同時期に記され、また君山主宰の書画会に芳中は参加しています。芳中と関わりのあった大原東野は、備前に滞在したときに武元登々庵らと交流しました。本展では岡山ゆかりの文人たちの大坂画壇での足跡や作品も合わせて展示し、大坂画壇の多様でユニークなネットワークを紹介します。
イベント情報
[講演会] 会場:地下1階講義室 定員:先着70名
「中村芳中と『光琳画譜』」 9月27日(土) 14時~15時半
講師:伊藤紫織氏 (千葉市美術館主任学芸員)
「かわいい琳派 中村芳中」 10月13日(月・祝) 14時~15時半
講師:福井麻純氏 (細見美術館主任学芸員)

[美術館講座] 会場:地下1階講義室 定員:先着70名
「芳中の時代 備讃ゆかりの大坂画人」 10月4日(土) 14時~15時半
講師:中村麻里子 (当館主任学芸員)

[美術の夕べ] 会場:2階展示室
「中村芳中展をみる」 10月24日(金) 18時~19時 ※要観覧券

[学芸員によるギャラリートーク] 会場:2階展示室
10月5日(日)、19日(日) 各日14時~14時40分 ※要観覧券

[ワークショップ]
「琳派独特の技法<たらし込み>に挑戦」 10月11日(土) 13時半~15時
講師:森山知己氏 (日本画家)
「けん美スタンプ工房 芳中展の"かわいい"をみつけよう」
10月4日(土) 13時半~15時半
講師:関崎哲氏 (岡山県立大学准教授)&学生スタッフ

※申し込み等、詳細は当館ホームページをご覧下さい

芳中グッズが大集合
本展出品作をモチーフとしたオリジナルグッズを多数そろえております。
展示替え情報
会期中大幅な展示替があります。
ホームページ
http://www.pref.okayama.jp/seikatsu/kenbi/exh_nakamura.html
会場住所
〒700-0814
岡山県岡山市北区天神町8-48
交通案内
・JR岡山駅から 徒歩15分

・路面電車 / 岡山駅前電停 1番乗り場
東山行「城下」下車 徒歩3分

・岡電バス / 岡山駅バスターミナル 1番乗り場
藤原団地行「天神町」下車すぐ

・宇野バス / 岡山駅バスターミナル 11番乗り場
四御神(しのごぜ) / 瀬戸駅 / 片上方面行 「表町入口」下車 徒歩3分

・循環バスめぐりん / 岡山駅前(ドレミの街前)バス停 10番乗り場
県庁・京橋線(Cルート) 「表町入口」下車 徒歩3分
ホームページ
https://okayama-kenbi.info
岡山県岡山市北区天神町8-48
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