- タイトル等
山陽新聞創刊135周年記念
岸田吟香・劉生・麗子展
知られざる精神の系譜
史上初の岸田親子三代展、岡山凱旋
- 会場
- 岡山県立美術館
地下一階展示室
- 会期
- 2014-04-18~2014-05-25
- 休催日
- 月曜日 ※ゴールデンウィーク中は休まず開館
特別開館日:4月28日(月)
- 開催時間
- 9:00~17:00
入館は閉館の30分前まで/4月18日のみ午前10時開館/4月25日・5月23日は午後7時まで開館
- 観覧料
- (税込)
当日券 (一般) 1,200円 (高校・大学生) 800円※ (小・中学生) 500円※ (65歳以上) 600円※
前売り券 (一般) 1,000円
※年齢を証明できるものをご提示ください
・20人以上の団体は当日券の2割引
・本観覧券で「岡山の美術」展もご覧いただけます
■販売期間
前売り券 2014年4月17日まで
当日券 2014年4月18日~5月25日
■前売り券販売場所
山陽新聞社サービスセンター
岡山県内の主要プレイガイド
ローソン Lコード:69975
チケットぴあ Pコード:766-068
セブンイレブン Pコード:766-068
サークルK Pコード:766-068
サンクス Pコード:766-068
- 主催者
- 岡山県立美術館、山陽新聞社、毎日新聞社
- 協賛・協力等
- 特別協賛 中国銀行
協賛 三菱商事
特別協力 岸田吟香記念館、東京国立近代美術館、豊田市郷土資料館
後援 岡山県教育委員会、岡山市、岡山市教育委員会、岡山県市町村教育委員会連絡協議会、岡山県公民館連合会、(公財)岡山県郷土文化財団、(公社)岡山県文化連盟、(一社)岡山県婦人協議会、岡山市連合婦人会、岡山県PTA連合会、RSK山陽放送、OHK岡山放送、TSC テレビせとうち、RNC西日本放送、KSB 瀬戸内海放送、oni ビジョン、倉敷ケーブルテレビ、FM岡山、レディオモモ、FM くらしき
- 概要
これは愉快な展覧会で五座ります
岡山県立美術館(岡山市北区天神町)にて、「岸田吟香・劉生・麗子展 知られざる精神の系譜」が四月一八日から開催されます。五月二五日まで。
同展は、現在の岡山県美咲町出身の岸田吟香(きしだぎんこう、一八三三―一九〇五)の足跡を振り返ると同時に、その四男であり日本近代洋画史に大きな足跡を残した巨星の劉生(りゅうせい、一八九一―一九二九)、そして<麗子像>でよく知られる劉生の娘の麗子(れいこ、一九一四―六九)へ、その慧眼がどう引き継がれたかを辿るものです。
吟香は、幕末から明治期に多方面で先覚者として活躍した傑物でした。彼は当時としては珍しい平仮名まじりの口語体で描かれた日記や、『東京日日新聞』(毎日新聞の前身)記者として多くの記事を残しており、そして日本初の液体目薬「精錡水」の引札(広告)も今日の広告業に大きな影響を与えています。また、日本近代洋画の祖である高橋由一とは生涯にわたる交流を続け、浮世絵師・小林清親や写真の祖とされる下岡蓮杖そして多くの洋画家とも親交がありました。本展では、こうした貴重な資料やゆかりのある美術家たちの作品が一堂に会します。一方、父が薬店を営んでいた東京銀座に生まれた劉生の作品からは、その家族や知人を描いた傑作<麗子像>の連作を中心に、多くの代表作が集結。さらには劉生の娘の麗子は、父劉生のモデルとしての足跡だけでなく、実は自らも筆をとり後年は演劇人として活躍するなど、表現者としての多くの顔を持っている人物でした。本展ではそうした知られざる麗子の活動にも焦点をあてています。
明治から昭和にかけて、激動の時代を駆け抜けた親子三代の物語を、ぜひお楽しみ下さい。
- イベント情報
- 以下すべて無料、事前申し込み不要、先着順。
「岸田吟香とは何者なのか─その肖像から辿る─」
数多く描かれ残された吟香の肖像を中心に、その交友と活動を探ります。
日時:4月19日(土) 午後2時から
講師:青木茂氏 (美術評論家・明治美術学会会長)
会場:2階ホール (定員210名)
美術の夕べ「岸田三代を巡る」
岸田吟香関連を中心に、担当学芸員が出品作の解説をします。
日時:4月25日(金) 午後6時から
講師:髙嶋雄一郎 (当館学芸員)
会場:地下1階展示室 ※要観覧券
「わが国におけるガラスびんの黎明─「精錡水」を中心に─」
日本におけるガラスびん研究の第一人者である庄司太一氏が、明治初期の薬瓶について解説します。
日時:5月10日(土) 午後2時から
講師:庄司太一氏 (びん博士・ボトルシアター館長)
会場:地下1階講義室 (定員70名)
美術館講座「岸田吟香と劉生─父と子と美術」
吟香と劉生が愛した油画・文人画と二人の日記に見る、日本近代の稀有な精神史を辿ります。
日時:5月17日(土) 午後2時から
講師:鍵岡正謹 (当館館長)
会場:地下1階講義室 (定員70名)
- 展示替え情報
- *一部展示替えあり
- ホームページ
- http://www.sanyo.oni.co.jp/info/kishida/