この度東京画廊+BTAPでは、4月5日(土)より韓国人アーティスト、イ・ガンウクによる個展『Invisible Space』を開催致します。
イ・ガンウクは1976年に生まれ、2003年に弘益大学油画科修士課程修了後、韓国内外のギャラリーで意欲的に展覧会を行ってきました。2013年にチェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインを卒業し、現在はロンドンを拠点に制作しています。
イ・ガンウクの作品は、鉛筆、アクリル、ビーズ、グアッシュなどを用い、複数の層によって構成されています。白い平面には小さな点と線が錯綜し、あたかも宇宙空間か細胞組織のような光景を作り上げます。直接見ることの出来ない巨大な空間や、微細な空間の光景が、イ・ガンウクの暗示的な手法によって現れます。
本展では、大判の作品を含む近作約15点を発表致します。それらの作品においてイ・ガンウクは、顕微鏡を通して見る世界や、宇宙空間のイメージ、更にはインドの古代哲学までを参照し、包括的な世界観として画面上に展開します。4月5日16:00より、作家を囲んでのオープニング・レセプションを開催する予定です。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。