タイトル等
特別企画展
永瀬義郎と川上澄生
―愛と浪漫と詩情―
会場
鹿沼市立川上澄生美術館
2階展示室
会期
2014-10-04~2014-12-23
休催日
月曜日(ただし10月13日、11月3日、11月24日は開館)、10月14日[火]、11月4日[火]、11月25日[火]
開催時間
午前9時~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般 300円(200円)、高校・大学生 200円(100円)、小・中学生 100円(50円)
*( )内は20名以上の団体料金、「東武沿線美術館連携事業」共通券割引料金
*毎週土曜日は小・中学生無料 *毎月第3日曜日は鹿沼市内の小・中学生と同伴のご家族は無料
*障がい者手帳の交付を受けている方とその介護者1名は無料
*10月11日[土]、10月12日[日]は秋祭りのため無料 *11月3日[月・祝]は文化の日のため無料
概要
永瀬義郎(1891-1978)と川上澄生(1895-1972)は、大正から昭和にかけて独自の画境を切り開いた版画家です。
永瀬義郎は『白樺』に掲載されていたエドヴァルド・ムンクから影響を受け、版画を制作するようになりました。そして、長谷川潔とともに文芸雑誌『假面』の表紙を手掛けたほか、紺紙金摺の新しい表現を発表しました。また、版画の技法書『版画を作る人へ』を執筆し、創作版画の啓蒙に尽力しました。ベストセラーとなったこの本は、谷中安規、小野忠重、棟方志功、齋藤清らに広く読まれ、創作版画の普及に多大な貢献をしました。戦後も新しい技法を編み出し、晩年まで愛と浪漫を追求した作品を発表しました。
川上澄生は、1921年(大正10)頃から本格的に木版画の制作を始めました。翌年に刊行された永瀬義郎の『版画を作る人へ』を発売後すぐに購入し、木版画の制作を始めたばかりの川上澄生は「大いに恩恵を蒙った」といいます。また、1914年(大正3)に永瀬義郎が長谷川潔、岡本帰一らと始めた工芸美術品を扱う店「アカシア」に立ち寄ったこともあり、自分も同じような仕事がしてみたいと憧れを抱いていました。作品制作に於いても永瀬義郎の紺紙金摺の技法を試みています。
本展では、ほぼ同時期に活躍した永瀬義郎と川上澄生の、戦前の創作活動や、その後の作風の展開について紹介します。
イベント情報
■館長と楽しむ作品鑑賞会
日時:10月25日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室 ※企画展チケットが必要です

■ギャラリー・トーク (学芸員による作品解説)
日時:10月4日[土] 午後2時~2時30分
会場:2階展示室 ※企画展チケットが必要です

■企画展記念講演会
「父・永瀬義郎を語る」
日時:11月22日[土] 午後1時30分~3時
講師:永瀬薫氏 (永瀬義郎ご子息)
会場:鹿沼市民情報センター2階 子育て情報室A
定員:30名 ※聴講無料

※講演会、講座は美術館へ電話でお申し込みください
展示替え情報
*会期中、一部作品を入れ替えます
ホームページ
http://kawakamisumio-bijutsukan.jp/index.php?id=96
会場住所
〒322-0031
栃木県鹿沼市睦町287-14
交通案内
●JR日光線 鹿沼駅から 徒歩20分
●東武日光線 新鹿沼駅から 徒歩30分
●東北自動車道 鹿沼I.C.から 約6km
ホームページ
https://kawakamisumio-bijutsukan.jp/
栃木県鹿沼市睦町287-14
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