タイトル等
生誕100年記念 孤高の画家 小堀四郎展
会場
豊田市美術館
会期
2002-03-26~2002-05-12
休催日
月曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)
観覧料
一般 800(600)円
高校・大学生 600(500)円
小・中学生 400(300)円
シルバー(70歳以上) 400(300)円
※( )内は20名以上の団体料金
主催者
豊田市美術館
概要
油彩画家・小堀四郎(こぼり しろう)(1902-1998)の生誕100年を記念し、この春豊田市美術館では「小堀四郎展」を開催します。
小堀四郎は1902年、名古屋市中区南呉服町(現名古屋市中区栄3丁目付近)に生まれました。愛知一中(現愛知県立旭丘高校)を卒業後、画家を志して上京します。1922年、東京美術学校(現東京藝術大学)西洋画科に入学しますが、同期には猪熊弦一郎、牛島憲之、荻須高徳、小磯良平、山口長男など、のちの日本洋画壇を牽引する面々が名を連ね、切磋琢磨していました。卒業後は1928年から5年間フランスに留学して研鑚を積み、帰国後森鴎外の次女杏奴(あんぬ)と結婚して、周囲からもその後の活躍が大いに期待されます。しかし、1935年の松田改組による美術界の混乱に大きく失望した小堀は、恩師藤島武二の助言もあって、画壇のしがらみに一切束縛されずに画道を貫くことを決心し、表舞台から退きます。以後、東京美術学校同期生による年一回の上杜会(じょうとかい)展を主な発表の場とし、妻の献身的な支えもあって、ひたすら制作する日々を送りました。作品のほとんどは求められても売ることも譲ることもなく、生涯作家の手元におかれていました。しかし芸術への探究心は年を追う毎に旺盛になり、晩年は80号や100号の大作を手がけるなど、制作意欲が衰えることはありませんでした。
今回の回顧展では、生前小堀四郎本人が豊田市美術館に寄贈した作品を中心に、世田谷美術館及び世田谷文学館のご協力も得て、油彩画だけではなく、その元となった取材スケッチや下図、妻の著書の装丁原画、友人にあてた書簡など幅広い内容で彼の画業を展観します。これまであまり知られることのなかった画家・小堀四郎の、画家として在り続けた人生を感じ取っていただければ幸いです。
ホームページ
http://www.museum.toyota.aichi.jp/
展覧会問合せ先
豊田市美術館 Tel.0565-34-6610
会場住所
〒471-0034
愛知県豊田市小坂本町8-5-1
交通案内
【名古屋駅より】
地下鉄東山線 伏見駅乗り換え、地下鉄鶴舞線 豊田市行き 終点下車 名鉄名古屋本線豊橋行き「知立」乗換え、名鉄三河線猿投行き「豊田市」下車

【豊橋駅より】
名鉄名古屋本線名鉄岐阜行き又は新鵜沼行き「知立」乗り換え、名鉄三河線猿投行き「豊田市」下車

【最寄り駅より】
名鉄 豊田市駅 または 愛知環状鉄道 新豊田駅より 徒歩15分

【お車をご利用の場合】
東名高速道路 豊田市ICより 約15分
東海環状自動車道 松平ICより 約15分 豊田東ICより 約20分
ホームページ
https://www.museum.toyota.aichi.jp/
愛知県豊田市小坂本町8-5-1
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