タイトル等
SHARING WITH NATURE
7+∞とつくる変化のループ
会場
アートラボはしもと
会期
2014-03-14~2014-03-23
休催日
水曜日
開催時間
10:00~17:00
観覧料
無料
主催者
Parupa☆Ro
協賛・協力等
企画 Parupa☆Ro/共催 アートラボはしもと
後援 アートラボはしもと事業推進協議会 (女子美術大学・桜美林大学・多摩美術大学・東京造形大学・相模原市)
概要
<nature - 自然>
<nature - 自然>というものをイメージすると、ジャングルや富士山、公園や田畑、さらには地球規模の環境問題など、たくさんの言葉が思い浮かびます。このように、<自然>というものを明確に示すことはなかなか難しい作業です。私たちは、捉え方によって様々な表情を見せるこの<自然>というものに、大変興味を持ちました。
<自然>に対して人々はどのようなイメージを抱いているのか。同級生や留学生に質問したところ、「自然は遠い存在」「自然と共存することはできない」など、その捉え方は様々であり、特に育った環境や国籍によって意見も大きく異なりました。それでは<自然>をテーマに制作をする同世代の表現者たちは、これに対してどのようにアプローチをしているのか。自分の大学だけでなく、他の大学にまで足を延ばして尋ねているうち、次々と今回のメンバーが集まりました。しかし、メンバーの間で認識を共有するための話し合いを重ねても、結局<自然>についてのイメージをまとめることはできず、ならばいっそのこと、杓子定規に当てはめずに、まずは形=作品にしてから、この問題について考えてみようという結論にいたりました。
今回、私たちは作品展示、共同制作、トークショーなどを通し、様々な視点を取り込みながら、実験的に<自然>についての模索をしていきます。会期中にも進展する<自然>のイメージの広がりは、果たしてどこに向かい、私たちを導いてくれるのでしょうか。皆様もぜひ、この場で目撃してください。
― Parupa☆Ro (上田侑生、リュ・スンウォン)
イベント情報
◎ゲストアーティストによるトークイベント
南条嘉毅氏とジェームズ・ジャック氏を招いて、彼らの思想や制作に対する考え、土地と関わる実践的取組みについてレクチャーしていただきます。両氏の作品の世界観を理解し、共有することによって、<自然>に対するイメージを広げていきます。
・日時:3月15日(土) 14:00-16:30
第1部―南条嘉毅氏とジェームズ・ジャックの作品紹介 (14:00-14:50)
2部―共同制作の場でのディスカッション (15:00-16:30)

・ゲストからのコメント
「環境」とは何かという問いに、思想家ティモシー・モートンが「そのまま表すことができないものである」という一つの定義をしています。より広範で流動的な定義を採用すると、環境そのものの定義にずれが生じます。環境における作品はそのずれた現実を扱うものではないでしょうか。ジェームズ・ジャックと南条嘉毅のアプローチで共通しているテーマは地層、土、場所性があげられます。そこで、お互いの作品、制作スタンス、フィールドワーク、制作方法などをスライドで紹介し、出品作家とディスカッションをします。

◎7+∞とつくる小さな世界 (公開共同制作)
・日時:3月20日(木) 13:00-16:00
・今回、私たちは作品を設置するだけではなく、会期中に並べられた作品や、トークイベント、共同制作を通して、一人ひとりが自然、日常、環境のイメージをひろげ、どのような意味で使っているかについて話し合いながら表現します。現在進行形の姿勢をとることにより、その領域について現場で考えます。

◎ギャラリーツアー
・日時:3月21日(金) 13:00-14:00
・出品作家が展示作品について解説します。
会場住所
〒251-0146
神奈川県相模原市緑区大山町1-43
交通案内
JR 横浜線・京王相模原線 橋本駅南口から 徒歩12分
ホームページ
http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kankou/bunka/1003691/index.html
神奈川県相模原市緑区大山町1-43
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