- タイトル等
- 会場
- 奈良国立博物館
- 会期
- 2014-02-08~2014-03-16
- 休催日
- 2月17日(月)、24日(月)
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
(入館は閉館の30分前まで)
2月8日(土)~2月14日(金)は午後8時30分まで
3月1日(土)~11日(火)、13日(木)、14日(金)は午後6時まで
3月12日(水)は午後7時まで開館
- 観覧料
- 個人 (一般) 500円 (大学生) 250円
団体 (一般) 400円 (大学生) 200円
※団体は20名以上です ※高校生以下及び18歳未満の方、満70歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
※中学生以下の子どもと一緒に観覧される方は、団体料金が適用になります (子どもといっしょ割引)
- 主催者
- 奈良国立博物館、東大寺、一般財団法人 仏教美術協会
- 概要
奈良に春を呼ぶ行事とされる東大寺二月堂の「お水取り」は、正式には修二会 (しゅにえ) といい、春を言祝 (ことほ) ぐ仏教の法要です。夕刻に二月堂へ向かう練行衆 (れんぎょうしゅう) の足下を明々 (あかあか) と照らす「お松明 (たいまつ)」がよく知られていますが、その根幹をなすのは本尊・十一面観音菩薩 (じゅういちめんかんのんぼさつ) に日頃の罪過を懺悔 (さんげ) して五穀豊穣 (ごこくほうじょう)・除災招福 (じょさいしょうふく) を祈る、「悔過 (けか)」という儀式です。
「お水取り」は東大寺の実忠和尚 (じっちゅうかしょう) が天平勝宝四年(752)に創始したと伝えられます。それ以来「不退 (ふたい) の行法 (ぎょうほう)」として、戦乱や火災などの幾度かの危機を乗り越えながら、様々な人々によって支えられ、1262回の長い歴史を刻んできました。高名な「お水取り」の儀式は3月12日の深夜に行われますが、実際には2月20日から月末までの前行(別火 (べっか))、3月1日から14日(15日未明)までの本行を合わせ、約1ヶ月間にわたり様々な儀礼が執り行われます。
「お水取り」の行われる期間に合わせて行う本展覧会では、法会 (ほうえ) にかつて使用された法具や、儀式の有様を伝える文書 (もんじょ)、東大寺ゆかりの絵画・出土品などの展示品を通じて、あまり一般には知られていない「お水取り」の実相を紹介致します。
- イベント情報
- 公開講座
2月15日(土)「不退の行法、東大寺修二会(お水取り)」
講師:北河原公敬師 (東大寺長老・東大寺総合文化センター総長)
2月23日(日)「お水取り752-2014」 講師:西山厚 (奈良国立博物館学芸部長)
開講:午後1時30分 (開場は午後1時)(午後1時より講堂入口にて入場券を配布します)
会場:当館講堂/聴講無料/定員194名(先着)
※入場に際し、観覧券もしくはその半券、国立博物館パスポート等をお示しください。
- ホームページ
- http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2014toku/omizutori/2014omizutori_index.html