- タイトル等
唯 (ただ)、美しく。
ザ・ビューティフル
英国の唯美主義 1860-1900
- 会場
- 三菱一号館美術館
- 会期
- 2014-01-30~2014-05-06
- 休催日
- 月曜日(但し、4月28日と5月5日は18時まで開館。)
- 開催時間
- 10:00~18:00
(祝日を除く金曜日~20:00)*入館は閉館の30分前まで
- 観覧料
- 当日券 大人―1600円 高・大学生―1000円 小・中学生―500円
前売券 大人―1400円
販売場所等:[前売券] 以下の期間、以下の場所にて発売いたします。
2013年11月5日~2014年1月29日
ローソンチケット(Lコード:31783)、チケットぴあ(Pコード:765-810)、セブン-イレブン(セブンコード024-218)、三菱一号館美術館チケット購入サイトWEBKET、(QRコード読み取り、または展覧会ウェブサイトからアクセス)、東京メトロ定期券売場、ちけっとぽーと関東各店
2013年11月6日~2014年1月5日
Store1894(三菱一号館美術館内・休業日は美術館に準ずる)
本展と「テート美術館の至宝 ラファエル前派展 英国ヴィクトリア朝絵画の夢」(2014年1月25日~4月6日/森アーツセンターギャラリー)は会期中、相互割引を実施します。詳細は展覧会サイトへ。
- 主催者
- 三菱一号館美術館、朝日新聞社、テレビ朝日、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館
- 協賛・協力等
- 協賛:大日本印刷 後援:ブリティッシュ・カウンシル
協力:全日本空輸、エールフランス航空/KLMオランダ航空、ヤマトロジスティクス
- 概要
19世紀、英国で巻き起こった壮大なムーヴメント!!
19世紀後半の英国では、唯美主義者と呼ばれる前衛芸術家たちが追い求めた「新たな美」が大衆にまで広がって、壮大なムーヴメントへと発展しました。
本展は、好評を博した国際巡回展をもとに当館のために新たに構成した日本初の唯美主義展です。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館所蔵作品を中心に、油彩画、家具工芸品をはじめとする約140点によって、独創的な美と悦楽の世界を展覧します。
世界を虜にする唯美主義の国際展が日本初上陸。
1894年、ヴィクトリア朝時代に建てられた三菱一号館。同時代の空間で唯美主義への想いを馳せて。
監修者からのメッセージ
19世紀後半の英国美術とデザインの粋 (いき) をご堪能ください。
1860年代~1900年代の英国の美術界・デザイン界には相反する様式が入り乱れ、混沌とした状態にありましたが、そのなかから明快で、革新的な理念が台頭します。時代に蔓延 (まんえん) する醜悪さや物質万能主義から逃れ、新たな美を見いだしたいという欲求です。唯美主義運動は、「芸術のための芸術(Art for Art's Sake)」を創りだそうとしました。これはただ見る人の目を歓ぱせるために存在し、大胆にも官能の悦楽までほのめかそうと願うような芸術です。画家のこうした意気込みは、建築家やデザイナーにも伝わります。モリスやホイッスラーと親しかったエドワード・ウィリアム・ゴドウィン、そしてクリスフアー・ドレッサーは、中流家庭にありがちな、見栄っ張りなだけで凡庸 (ぼんよう) な調度品が嫌でたまりませんでした。
そこで「アート・ファーニチャー」の名に恥じない椅子やテーブル、さらには陶磁器、テキスタイル、壁紙などの、唯美主義者の住まいにふさわしい製品をめざしたのです。
本展覧会の監修者として、今回初めて、唯美主義の誇る偉大な画家の作品とともに、英国の美術とデザインの絶頂期を代表する絵画や装飾美術の名品を紹介できることを心から喜んでおります。
スティーヴン・キャロウェイ
(本展監修者/元ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館 学芸員)
- ホームページ
- http://mimt.jp/beautiful
- 展覧会問合せ先
- 03-5777-8600(ハローダイヤル)