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: 会場住所、交通案内、ホームページ、問合せ先等の情報は、展覧会チラシを元に作成しており、当該展覧会開催時の内容となっております。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご注意ください。
2020年3月以降の展覧会情報については変更(延期、中止等)となっている場合が多くなっていますので、特にご注意ください。
タイトル等
現代音楽家シリーズ9ピアニスト向井山朋子レクチャー&コンサート
「コンサートの可能性」
会場
愛知県文化情報センター
会期
2002-07-03~2002-07-03
観覧料
入場料800円(当日券のみ。6:00pmより会場前にて発売)
主催者
愛知芸術文化センター、愛知県文化振興事業団
概要
◆現代音楽家シリーズについて
現代音楽家シリーズは、活躍中の作曲家や演奏家の語る言葉を通して、現代音楽の多様な様相を紹介するシリーズです。今日の多様な音楽の中で、ジャンルにとらわれず常に新しい芸術の創造を目指し、パワフルに活躍している音楽家達に登場していただき、これまでの経験や作品と、今取り組んでいる新しい活動について、語っていただきます。彼らが語る言葉から、時にはパフォーマンスやビデオ上映も交えながら、最新の音楽シーンを紹介します。
◆内容
今回登場する向井山朋子は、現在オランダを拠点に活躍するピアニストです。彼女は、現代の難曲を弾きこなすテクニックと、力強さと色彩感に溢れた音色を備えたピアニストですが、同時に彼女のコンサートは常に刺激に満ちています。
例えば、2000年12月、東京・スパイラルホールでおこなわれた「Amsterdam×Tokyoざわめきの宿る地平の上で」では、真っ白な会場に千匹の金魚を小さなビニール袋で吊し、取り囲むように作られた座布団の観客席の中央でピアノを演奏するというものでした。演奏曲も、田中カレン、野村誠、権代敦彦/MERZBOW(秋田昌美)と、二人のオランダの作曲家による委嘱新作ばかり。アムステルダムでも行われた公演は、共に大きな話題となりました。
また、本年4月に行われた東京オペラシティ主催のリサイタルシリーズ「B→C」では、演奏曲9曲を休憩や出入りなしに一気に弾き続けるというものでした。ピアノの周囲だけが浮かび上がる照明の下、コンサートの開始から終了まで大きな流れを持った時空間をつくり出しました。
向井山はまた、舞踏家の伊藤キムや、映像作家のイアン・ケルコフなどジャンルの異なるアーティストとも、コラボレーションを重ねています。さらに、1996年から99年にかけて、プロを目指す若手を対象に行われた演劇、舞踊、音楽のワークショップ「ASK~かながわ舞台芸術工房」の音楽部門の講師を務めるなど、ワークショップも積極的に行っています。
今回のレクチャー&コンサートでは、斬新な演奏とともに、音楽家の表現の場であるコンサートをどんなものに変えてゆきたいのか、その可能性について語っていただきます。近年日本でも活躍が目覚ましい彼女の、演奏とお話が一度に体験できる、貴重な機会です。
ホームページ
http://www.aac.pref.aichi.jp/
展覧会問合せ先
052-971-5511(代)
会場住所
〒461-8525
愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター内
交通案内
地下鉄東山線、名城線栄駅、名鉄瀬戸線栄町駅下車、オアシス21連絡通路経由徒歩3分
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