広島市現代美術館では、テーマを設定して、年3~4回収蔵作品展を開催しています。今回は「新収蔵作品展+現代絵画入門」と題して、絵画を中心とした平面作品のべ約90点を展示します。
パート1の「現代絵画入門」では、現代絵画(一部版画を含む)を、時代や流派といった項目で分類するのではなく、現代絵画の基本的な特徴を示すことに重きを置いて、さまざまな切り口で紹介します。会場で配布するリーフレットには、切り貼りなどの作業をするページも設け、現代絵画への興味を誘うような工夫が凝らされています。
パート2の「新収蔵作品展」では、昨年度収蔵した寄贈作品、制作委託作品を展示しています。特に制作委託作品は、10人のアーティストが当館のために制作したものです。会期中は、その中から3人のアーティスト・トークを開催します。なお、寄贈作品の一部は、会期中展示替えを行います。