目がよろこび 心が歌う
チェコからやってきた ふしぎな絵本
チェコの女性アーティスト、クヴィエタ・パツォウスカーは、鮮やかな色彩感覚と自由な造形感覚で見るものを魅了します。85歳の今なお意欲的に創作を続け、頁を切り抜いたり、異なる紙を貼ったり、つなげたりと、絵本の概念を超えた作品づくりを行っています。
本展では、『すずの兵隊』(1985年)から『日々の色』(2010年)まで9冊の絵本の原画や、紙の小さな彫刻ともいえるオブジェなどを展示し、その遊び心と斬新なアイデアにあふれた世界を紹介します。言葉を超えて、音楽のように見るものの心に届く作品の数々をお楽しみください。
80歳を超えてなお斬新な作品の数々!
国際的に出版、展示を続けているパツォウスカー。その細い体のどこからエネルギーが沸くのでしょう。本展では、当館コレクションの他、特別に作家本人からお借りした近作も多数展示します。
見て、さわって
未邦訳のパツォウスカーの原書の数々も、手にとってお楽しみいただけます。