倉敷市立美術館ではこのたび、倉敷ゆかりの日本画家・池田遙邨の常設展示コーナーを、美術館3階ロビーに新設しました。
いつでも気軽に遙邨の本画に親しんでいただけるとともに、遙邨の生涯を紹介する説明パネルを設置し、まんが「遙邨物語」を配布、より多くの市民の皆様に、遙邨の人と芸術を身近に感じていただけるコーナーとなっています。
遙邨コーナーの第1回目となる本展示では、児童画を思わせる人気の「森の唄」、晩年の代表作・山頭火シリーズなど、遙邨芸術の粋を伝える本館所蔵作品の他、先般倉敷市内の寺院で発見されて話題を呼んだ「昭和六十余州名所」「北海道二十景」、あわせて8点の本画の他、遙邨の創造の原点がうかがえるスケッチを紹介します。