相模原市民ギャラリーでは、アートスポットにおいて、今後益々活躍が期待される相模原市ゆかりの作家を紹介する「ギャラリースタッフ・セレクション」を定期的に開催しております。
シリーズの46回目となる今回は、人と動物が共生する幻想的な作品を描く、相模原芸術家協会会員の洋画家・鈴木英子を紹介します。
鈴木氏は、約20年前から絵画の制作を始め、1998年に光風会の作品展に入選したことをきっかけに、本格的に作家活動を始めました。2003年からは毎年、日展に出品。そして今年度は日展会友に推挙されました。
鈴木氏はデフォルメされた少女と動物たち、そして深く生い茂る植物をモチーフに、動植物と人間とが共生する作家の理想の世界を幻想的に描いています。森林伐採や地球温暖化など、人の手によって変化され消えゆく自然とは対照的な生きものの楽園が広がっています。