インド映画の黄金時代といわれる1950年代に8本の監督作品を発表し、俳優、プロデューサーとしても活躍した天才シネアスト、グル・ダット。彼は多彩なジャンルで傑作を遺し、1964年39歳の若さで自らの命を絶ちました。
デビュー作『賭け』、第2作『網』といった初期の痛快活劇、16世紀の対ポルトガル反乱を描く時代劇『鷹』、中期のアップテンポな傑作コメディー『表か裏か』、『55年夫妻』、ユーモアとペシミズムが交差する代表作『渇き』、監督業から撤退後、製作・主演作として名高い『十四夜の月』、『旦那様と奥様と召使い』。
今回の上映会ではグル・ダットの監督・主演作8本と彼に捧げたドキュメンタリーを上映し、グル・ダットの全貌にせまります。没後、今なおインドで圧倒的な人気を誇る伝説の名監督グル・ダットの、壮大な映画世界をお楽しみ下さい。
●5/18(土)
10:00~「賭け」
13:30~「網」
16:00~「鷹」
●5/19(日)
10:00~「表か裏か」
13:30~「55年夫妻」
16:15~「渇き」
●6/1(土)
10:30~「グル・ダットを探して」
13:00~「十四夜の月」
16:00~「旦那様と奥様と召使い」