タイトル等
光のある場所 (ところ)
コレクションにみる 近現代美術の現実感
会場
神奈川県立近代美術館 鎌倉
会期
2013-12-14~2014-03-23
休催日
月曜日 (ただし12月23日、1月13日は開館)、12月29日(日)―1月3日(金)
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
一般700円(600円)、20歳未満と学生550円(450円)
65歳以上350円、高校生100円
*( )内は20名以上の団体料金です。
*中学生以下、障害者手帳をお持ちの方は無料です。その他の割引につきましてはお問合せください。
*ファミリー・コミュニケーションの日:毎月第1日曜日(今回は1月5日、2月2日、3月2日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は優待料金(65歳以上の方を除く)でご観覧いただけます。
主催者
神奈川県立近代美術館
概要
美術作品がひとつの視覚的世界として立ち現れるとき、これを「目に見えるようにする」のは、実在する外光と、作品の内なる空間を満たす光――色彩と明暗によって構成されるイメージであるといえます。
西洋の遠近法と陰影法による写実表現を「真に迫る」技として驚嘆をもって学び入れた高橋由一、松岡壽らにはじまる明治期の日本近代洋画から、黒田清輝らが取り入れた外光派の柔らかな色彩、そして大正期の萬鉄五郎や岸田劉生が追及した鮮明な光。1930年代には、内田巌が静謐なリアリズムに時代の不安な空気を、阿部合成や三岸好太郎が具象表現にシュールレアルな感覚を帯びさせる一方で、谷中安規や藤牧義夫が木版画で「輝く闇」とも形容すべき幻想的な世界を描き出すなど、技法の成熟と時代の諸相を反映した多様な「リアル」のかたちが展開しました。
さらに、カンヴァス全体を、光をめぐるイメージの実験場とした戦後の抽象表現主義から、空間そのものを作品とする現代美術の内藤礼まで、「光の現れ」に焦点を当てて当館のコレクション約80点を紹介し、近現代美術にみられる多様な現実感のありかたを考えます。
イベント情報
●学芸員によるギャラリートーク
2014年2月1日(土)、3月8日(土)
各日 午後2時―2時30分
申込不要、無料(ただし本展の観覧券が必要です)

●ワークショップ「光でえがく場所:キネカリ・アニメーション」(仮題)
2014年3月9日(日) 午後1時―4時
講師:石田尚志氏 (美術作家)
会場:神奈川県立近代美術館 鎌倉 館内およびワーキングルーム
要申込、無料(詳細は当館ホームページをご覧ください)
会場住所
〒248-0005
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
交通案内
■電車
JR横須賀線・江ノ島電鉄線「鎌倉駅」下車、徒歩約10分。

■車
横浜横須賀自動車道路「朝比奈インターチェンジ」から鎌倉霊園を経由して鶴岡八幡宮前へ約4km

鎌倉館、鎌倉別館には駐車場がございません (身障者用駐車スペースを除く)。公共の交通機関をご利用ください。
ホームページ
http://www.moma.pref.kanagawa.jp
神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-53 鶴岡八幡宮境内
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