- タイトル等
アートが絵本と出会うとき
―美術のパイオニアたちの試み―
- 会場
- うらわ美術館
- 会期
- 2013-11-16~2014-01-19
- 休催日
- 月曜日 (12月23日および平成26年1月13日の月曜日は開館)
12月24日(火)、12月27日(金)~平成26年1月4日(土)、14日(火)
- 開催時間
- 午前10時~午後5時
土曜日・日曜日のみ~午後8時 (入場は閉館30分前まで)
- 観覧料
- 一般600(480)円/大高生400(320)円/中小生200(160)円
*( )内は20名以上の団体料金 *障害者手帳をお持ちの方および付き添いの方は半額
*リピーター割引:観覧済の有料観覧券のご提示により、団体料金でご覧いただけます(観覧日から1年、1名様、1回限り有効)
- 主催者
- うらわ美術館、 読売新聞社、美術館連絡協議会
- 協賛・協力等
- 協賛=ライオン、清水建設、大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網
後援=NHKさいたま放送局、埼玉新聞社、テレビ埼玉、FM NACK5、REDS WAVE 78.3FM
- 概要
先端的・前衛的・現代的な美術作品と、子どもの絵本。このふたつは一見無関係で遠いものに思えます。しかし時代の先端で新しい表現を試み、開拓した美術家たちの中には、子どものための絵本を描き、そこでも実験精神を発揮した美術家がいました。例えば、新しい芸術と社会を目指して子どもたちへ語りかけたエル・リシツキーらロシア・アヴァンギャルドの美術家たち、子どものための出版社を構想したクルト・シュヴィッタース。新興美術運動を牽引し、かつ湧き出るように子どもの絵を描いた村山知義や柳瀬正夢、抽象表現を絵本に美しく取り入れた恩地孝四郎や、幻想的な童画を描いた古賀春江。そして、子どもの自由な感覚や独創性に共鳴した吉原治良や元永定正ら具体美術協会の画家たち。さらに表現のひとつとして絵本という媒体に取り組んだ高松次郎や大竹伸朗ら現代の美術家たちです。
彼らの絵本には、通常とは異なる斬新で生新な表現が見られます。また、彼らの作品には、常に新鮮に世界を捉え、常識や既成概念にとらわれない子供に近い感覚も時に感じられます。それは美術の実験精神に通じるとも言えるでしょう。本展では、実験的な美術作品と子どもの絵本の近接点を探りつつ、絵本、絵本原画や下絵、絵画や立体作品、ポスターや版画、映像など、多彩な作品、約300点でご紹介します。
- イベント情報
- ギャラリー・トーク
11月24日、12月8日、12月22日、1月12日
各回日曜日 午後2時~ 自由参加
ロビー集合(当日の観覧券が必要です)
当館学芸員が展覧会について解説します。
- 展示替え情報
- 12月15日までを前期、以降を後期として一部展示替えがあります