タイトル等
小企画展
戦後の鹿児島洋画
「再建の初夏を彩る」 ―廃墟からの出発
会場
鹿児島市立美術館
会期
2013-11-08~2013-12-23
休催日
月曜日(祝日の場合は翌日)
開催時間
9時30分~18時
入館は17時30分まで
観覧料
一般300円 高大生200円 小中生150円
※所蔵品展と共通。年間パスポートでもご覧いただけます。

口年間パスポート販売中
購入日から1年間、当館の所蔵品展および小企画展を何度でもご覧いただけます。
(特別展は前売り料金でご覧いただけます。)
一般600円、高大生400円、小中生300円
概要
「再建の初夏を彩る」 ―昭和21年4月25日、南日本美術展の開催をつげる社告が、紙面を踊りました。この見出しは、敗戦により廃墟と化した鹿児島の美術愛好者たちの眼に、希望のシンボルとして映ったことでしょう。昭和29年には、鹿児島市立美術館の開館を祝って県美展も創設されます。この二大公募展の誕生により、鹿児島在住画家たちの作品発表の舞台が確立していきました。
そもそも鹿児島は、多くの洋画家たちを輩出し、洋画王国を自負してきた土地柄です。戦後に入ってからも、東郷青児、山口長男、海老原喜之助、吉井淳二など、多くの画家たちが中央で活躍し、その余波は地元の鹿児島にも及んでいます。二科展や独立展といった中央展の鹿児島巡回がその一例です。
一方、地元からも岩下三四や花田正実といった有力な画家たちが制作に励み、中央の展覧会へ果敢に挑戦するようになります。
本展は、当館所蔵品の中から、主に地元鹿児島で活躍した洋画家の作品を編年で紹介し、戦後鹿児島の洋画史を概観しようという試みです。
終戦直後の物資難を物語る、画材に苦心した作品から、写実全盛期の穏健な表現を経て、1950~60年代、フランスのシュルレアリスムやアンフォルメルの影響を受けた前衛的作品まで、画風の変遷もお楽しみ下さい。
会場住所
〒892-0853
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
交通案内
公共交通機関で来館の場合
■ カゴシマシティビューバス「西郷銅像前」下車、徒歩1分。
■ 市電「朝日通」、バス「金生町」下車、徒歩5分。
■ 鹿児島本線 鹿児島中央駅より、車で10分。
ホームページ
https://www.city.kagoshima.lg.jp/artmuseum/
鹿児島県鹿児島市城山町4-36
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