タイトル等
2013 第3期 常設展
ザ・コレクション ―版画― / 帝展工芸部の作家たち ―磯井如真と工会
会場
高松市美術館
展示室1 展示室2
会期
2013-08-24~2013-10-20
休催日
9/2(月)、9/9(月)、9/17(火)、9/24(火)、9/30(月)、10/15(火)
開催時間
9:30~17:00
(ただし特別展開催期間中の月~土曜日は19:00まで)
*入室はいずれも閉館30分前まで
観覧料
一般 200円 (160円)
大学生 150円 (120円)
高校生以下無料
*( )内は団体20人以上の料金
*65歳以上の方(長寿手帳等が必要)は入場無料
*身体障害者手帳・療育手帳または精神障害者保健福祉手帳所持者は入場無料
主催者
高松市美術館
概要
展示室1 「ザ・コレクション-版画-」

高松市美術館は、昭和63年に市街地中心部に位置する都市型美術館として開館し、これまでに、400万人を超える来館者の皆様にご覧いただきました。コレクションとして戦後日本の現代美術や、版画を中心とした20世紀以降の世界の美術、香川の漆芸や金工などの工芸品を収集し、収蔵点数も現在までに約1,500点を数えております。
今回は20世紀以降の美術史を彩った巨匠たちによる珠玉の版画作品の数々をご紹介します。

生涯を通して作風を変えながら巨大な足跡を残したピカソ、平面的な画面構成と鮮烈な色彩で後の作家に計り知れない影響を与えたマチス、夢や無意識の世界に題材を求めたシュールレアリスムのエルンスト、ミロ。彼らは、それぞれ異なる作風で人間の自由な想像力を謳いあげています。
第2次大戦後、美術の中心はパリからニューヨークへと移ります。ジャスパー・ジョーンズやラウシェンバーグは日常的なものを主題として新しい絵画構造を生み出し、ウォーホルやリキテンシュタインは、大量生産、大量伝達に象徴される現代の大衆文化を反映されたポップ・アートを展開しました。

このたびの展示では、美術館コレクションの中から代表的な外国の版画作品30点をご紹介いたします。

展示室2 「帝展工芸部の作家たち-磯井如真と工会 (たくみかい)」

昭和2年(1927)第8回帝展にて、工芸部が設置され、作家たちは旧来の伝統的な約束事や形式にしばられない斬新な作品を発表していくようになりました。
昭和4年(1929)高松の磯井如真が第10回帝展にて初入選を果たし讃岐漆芸の草分け的な存在となります。また、昭和8年頃に如真は「工会」(たくみかい)を結成し、毎月研究会を開き互いに持ち寄った作品などを批評し合って、研究を深めていきました。

最初に会員となったのは、如真が主宰をつとめ、音丸耕堂、中西耕芳、岡田章人、高橋静道、谷沢不二松、真鍋光男でした。戦前の官展において、地方作家の入選は極めて困難なことでしたが、工会の会員たちは、展覧会を通じて、香川漆芸の宣伝と振興に貢献すると同時に、帝展やその後身である新文展に入選することによって、漆芸家としての実力を示すことに成功しました。特に磯井如真は選奨、谷沢不二松、音丸耕堂は特選を受賞するなど目覚しい活躍を続け讃岐漆芸の発展に寄与しました。

この度の展示では、帝展、文展の出品作や「工会」の会員の作品20点をご紹介いたします。
イベント情報
ギャラリートーク
担当学芸員によるギャラリートーク
日時 2013年10月19日(土) 14:00~
料金 無料(ただし展覧会観覧料は必要です。)
場所 常設展覧会場
ホームページ
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kyouiku/bunkabu/bijyutu/ex_permanent/p253.html
会場住所
〒760-0027
香川県高松市紺屋町10-4
交通案内
■ 車で
高松中央ICから
県道43号線を北へ約4km、県道155号を西へ約1km、国道11号を北へ約1km 美術館通りへ

高松西ICから
県道178号を北へ約2km、国道11号を東へ約4km、上天神交差点を北に約4km 美術館通りへ

■ 飛行機で
高松空港から
高松空港リムジンバス 「兵庫町」下車 約30分 750円 徒歩約4分

■ 電車で
JR 高松駅から
徒歩約15分 中央通りを南へ

ことでん 片原町駅から
徒歩 片原町商店街、丸亀町商店街を約10分

■ バスで
・JR高松駅から ショッピング・レインボー循環バス西廻り
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から 東方面下り、南方面下りほか(通勤特急など除く)
「紺屋町」下車 150円 徒歩約3分

・JR高松駅から まちバス
「丸亀町参番街」下車 100円 徒歩約3分

・高速バス
「県庁通り」下車 徒歩 約8分 中央通りを北へ

■ 自転車・バイクで
無料地下駐輪場
美術館通り(美術館北側の通路及び、美術館西側の通路) からスロープを下った位置に入口がございます。
ご利用時間は、美術館の開館時間に準じます。
大型二輪でお越しの方は、駐輪場をご利用いただけません。受付までお申し出下さいませ。
ホームページ
https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/
香川県高松市紺屋町10-4
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