タイトル等
祝・富士山世界遺産登録
《不二三十六景》初お披露目 特別企画展
山河をめぐる ―不二三十六景と冨士三十六景
会場
中山道広重美術館
展示室1(1F)、展示室2(2F)
会期
2013-10-03~2013-12-08
【前期】:10.3(木)~11.4(月・祝)
【後期】:11.8(金)~12.8(日)
休催日
月曜日 (祝日を除く)、祝日の翌日 (土日・祝日を除く)
※11.5(火)~7(木)は展示替えのため休館
開催時間
午前9時30分~午後5時
入館は午後4時30分まで
観覧料
大人/800円(650円)
小・中・高校生/500円(400円)
( )内は20名以上の団体料金
主催者
恵那市、恵那市教育委員会、(公財)中山道広重美術館
協賛・協力等
●後援:NHK岐阜放送局
●協力:認定NPO法人 富士山を世界遺産にする国民会議
概要
このたび中山道広重美術館では、秋季特別企画展「山河をめぐる―不二三十六景と冨士三十六景」において、平成24年度に購入した歌川広重の≪不二三十六景≫の初お披露目をいたします。広重は生涯に2度、「富士三十六景」を制作しており、それは嘉永5 (1852) 年頃刊行の≪不二三十六景≫、そして広重が没した安政5 (1858) 年に制作され、没後に刊行された≪冨士三十六景≫の2シリーズです。いずれも富士山が見える風景36図 (≪不二三十六景≫は目録を含むと37図) からなりますが、両者を比較すると、同じ場所を描いた図もあれば、全く異なる場所を題材にしている図もあります。また≪不二三十六景≫は横長の画面構図であるのに対し、≪冨士三十六景≫は広重晩年の作風に特徴的な縦長の画面構図であるという違いがあります。
本展では両シリーズを比較展示するとともに、そのほか広重風景版画にみられる日本の山河を浮世絵でご覧いただきます。また本展開催にあわせ、世界文化遺産登録に値する富士山の美しさを館内フリースペースにて映像上映によって紹介するとともに、富士山の保護計画に必要な費用を募金していただく「富士山基金」に取り組みます。
日本が誇る芸術の一つである浮世絵の鑑賞を通じて、日本を代表する名山富士山の魅力に触れていただきたいと思います。
イベント情報
●1日アーティスト体験! 【前期】
石こう版画ワークショップ
日時:10.14(月・祝) 午後1時~4時
講師:鷹野 健 氏 (東京藝術大学 教育研究助手)
定員:20名(先着順) 場所:講座室 (3F)
参加費:一般1,000円、こども (高校生まで) 700円
※入館料を含む (友の会会員は特別料金)
お申し込方法:電話、FAX、または直接ご来館でお申し込みください。
受け付け期間:9.10(火)~(定員になり次第締切り)
※友の会会員の方は9.1(日)から先行予約開始

●公開講演会 【後期】
演題:「広重の旅と写生―甲州日記を中心に―」
講師:井澤英理子 氏 (山梨県立美術館学芸員)
日時:11.16(土) 午後1時30分~3時30分
場所:講座室 (3F) ※聴講無料 (事前予約不要)

●富士山の映像上映
協力:認定NPO法人 富士山を世界遺産にする国民会議
日時:会期中 場所:メーンラウンジ (1F)

●学芸員による作品ガイド
日時:【前期】11.4(月・祝) 【後期】12.8(日)
各日午後1時30分~ (30分程度)
場所:展示室1(1F)、展示室2(2F)

●摺り体験コーナーに新図が登場!
本展の開催期間中、2Fナビルームで新しく制作した歌川広重《冨士三十六景》「駿河薩夕の海上」と、《不二三十六景》「駿河冨士沼」の摺り体験ができます!

●呈茶会 (美術館ボランティア香風会 代表 鎌田幸子)
日時:未定 ※詳しくはお問い合わせください。
各日午後1時~3時 場所:メーンラウンジ (1F)

●解説ボランティア・幽遊会による作品ガイド
※要事前予約

※参加無料、ただし観覧料は必要です。
展示替え情報
※11.5(火)~7(木)は展示替えのため休館
会場住所
〒509-7201
岐阜県恵那市大井町176-1
交通案内
お車でお越しの場合
・東京から
東名高速道路で4時間30分 または 中央自動車道で3時間30分
・名古屋から
国道19号で1時間45分 または 中央自動車道で1時間
・岡谷JCから
中央自動車道で1時間30分

電車でお越しの場合
・名古屋から JR中央本線で約1時間 恵那駅から 南へ徒歩約3分
ホームページ
https://hiroshige-ena.jp/
岐阜県恵那市大井町176-1
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