日本ガラス工芸協会は、1972年、ガラスの創作活動に携わる人々により、日本で最初に設立された団体です。現在、124名の会員を中心にガラスと人々との結びつきを深め、文化の発展向上に寄与することを目的として活動しています。
1978年から約3年毎に開催されてきた「日本のガラス展」は、同協会活動の柱となる展覧会事業で、各会員による個性豊かな新作が発表され、国内及び海外において注目されています。
今回で12回目となる本展は、協会創立40周年を記念して"紡がれた現代ガラス"をテーマに、正会員98名、準会員8名の会員作品のほか、若い世代の作家を紹介する「Y.G.Prize (ヤング・ジェネレーション・プライズ)」部門15名の作品も加え、計121点の作品を前期・後期にわけて展示公開いたします。
三重県では、初めてご紹介するガラスの展覧会です。多くの方にご覧いただき、現代ガラスの多様な表現と可能性を秘めたガラス素材の魅力に、触れていただく機会となれば幸いです。