タイトル等
大野麥風展
「大日本魚類画集」と博物画にみる魚たち
会場
東京ステーションギャラリー
会期
2013-07-27~2013-09-23
休催日
月曜日[ただし9月16日、9月23日を除く]、9月17日(火)
開催時間
10:00~18:00
金曜日は20:00まで開館 (入館は閉館の30分前まで)
観覧料
大人900円/高大生700円/小中生400円
*20名以上の団体は100円引 *障がい者手帳等持参の方は100円引、その介添者1名は無料
主催者
東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]
概要
大野麥風 (ばくふう) (1888-1976、本名:要蔵) は、東京で生まれ、初めは長原孝太郎の指導を受け、洋画を学びました。1909年の第3回文部省美術展覧会で画壇に登場してからは、白馬会・太平洋画会・光風会などにも出品したものの、やがて、洋画から日本画に転向し、1919年の第1回帝国美術院展覧会では、日本画で入選しています。
さらに、木版画を手がけるようになった麥風は、1937年に西宮書院から出版された代表作 『大日本魚類画集』で、原画を担当し、当代一流の文化人の協力を得て、「原色木版二百度手摺り」といわれる色鮮やかな木版画集を生み出しました。会員制度で頒布されたこの500部限定の木版画集は、1944年まで各回12点、6期に分けて断続的に刊行され、麥風は水族館では飽き足らず、和歌浦沖で潜水艇に乗り、魚の生態を観察し、細部にまでこだわった作品を作り上げました。本展は、『大日本魚類画集』全72点やその原画、摺り見本などの関連資料を初めて東京で公開するもので、麥風の卓越した魚類木版画作品をご紹介いたします。さらに、作家活動を初期から振り返り、旅先で出あった国内外の風景や、愛らしい小動物の作品なども展示し、画業を展覧いたします。
また、麥風に先がけて、江戸時代に本草学を学び、博物学的視点で描かれた栗本丹洲や高木春山の魚類作品、明治・大正時代の優れた研究によって残された魚貝類の資料、甲殻類が細密かつ色彩豊かに表現された現代の作品などもご覧いただきます。魚類を描いた作家の系譜もあわせてお楽しみください。
イベント情報
◆ギャラリートーク
大野麥風作品の所蔵家で、淡水魚の研究家でもある田部雅昭氏に大野麥風の『大日本魚類画集』と魚類の作品について、解説していただきます。
日時:8月27日(火) 15:00 (約30分)
集合場所:当館2F展示室
申込み不要・参加費無料 (別途要入館料)
*会場の混雑状況によっては、参加人数を制限させていただく場合がございます。

◆フレンドリートーク
当館の赤煉瓦建築の歴史や見どころについて、ご案内いたします。
日時:8月9日(金)・8月23日(金)、9月13日(金)
各日とも18:30 (約15分)
集合場所:当館1Fエントランス
申込み不要・参加費無料 (別途要入館料)
*会場の混雑状況によっては、参加人数を制限させていただく場合がございます。

◆こどもプログラム
会期中、小中学生を対象に、鑑賞の手助けとなるワークシートを配布いたします。
展示替え情報
*会期中展示替えあり
ホームページ
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/next.html
会場住所
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-9-1
交通案内
《JR線 東京駅から》
JR 東京駅 丸の内北口 改札前 (東京駅丸の内赤煉瓦駅舎内)

《東京メトロ 丸の内線 東京駅から》
(1) 改札を出てJR線方面(八重洲方面)に向かい、JR丸の内地下中央改札の手前を左折します。
(2) みどりの窓口の前を通過し、丸の内北口方面の階段を上がります。
(3) 東京駅丸の内北口ドーム内に入ると、左手に当館入口がございます。
ホームページ
https://www.ejrcf.or.jp/gallery/
東京都千代田区丸の内1-9-1
Webcat plus 展覧会タイトル等から関連資料を連想検索