池田満寿夫(1934-1997)が走り抜けた、短くも濃い63年間の人生。若いころから工ロチシズムを追究し、年を重ねてもなお豊潤な創造力は、彼の残した多種多様な作品・著述に見ることができます。このたび開催する企画展「池田満寿夫 私のライフ・スタイルと芸術」では、その中からいくつかのキーワードに注目し、国内外における華やかな活動や表現の変遷を物語る約150点の銅版画、リトグラフ、油絵、水彩画、立体造形等を展覧いたします。加えて彼のライフ・スタイルやアートに対する考え方を、ユーモアが見え隠れするエピソードを交えて紹介し、その人間性に迫ります。