過去の生物を知る手がかりとなる化石。今私たちが目にすることのできる化石は、気が遠くなるような偶然をくぐり抜けてきた、いわば奇跡のひとかけらです。化石と一言で言ってもその種類はさまざま。もとの生物が何なのか、どんな環境で化石になったのか、それぞれに違いがあります。
展覧会場には、「ピカピカ」のアンモナイトをはじめ、同じ種類の生物が「うじゃうじゃ」まとまっているもの、「ペチャンコ」になって保存されているものなど、ちがったタイプの化石をたくさん展示します。成羽で発見される2億年前の植物や貝の化石とくらべながら、恐竜、昆虫、哺乳類・・・いろいろな生きもののいろいろな化石を楽しむ夏にしませんか。